月別アーカイブ: 2014年8月

大雪山の沢登り〜トムラウシ川とワセダ沢(後編)

(再掲)コース図 我々は下方のワセダ沢班

(再掲)コース図
我々は下方のワセダ沢班

さてヒサゴ沼を目指して、我々は地獄谷からワセダ沢を詰めて行きました。その続きです。
滝の連続を乗り越えてさらに1時間くらい行くと、水も減っていよいよ源頭部に至ります。このあたりまで来ると、水流はほとんどなくなり高山の花たちが急に目立ち始めます。

雪渓の脇に沿うように、安定した岩を選んで踏み登っていきます。小さな花の美しい姿が元気づけてくれます。今はエネルギーを呼吸と足に集中させ、登ること以外何も考えないようにします。 続きを読む

原発とマスコミと

北海道電力はこの10月、電気料金値上げを経産省に申請するという。
「(全契約者)平均で17.03%の値上げ」だというから溜め息がでる。

家計のことはどこの家も同じだから今さら何も言うまい。私の溜め息は日本社会が今陥っている大きな構図に対してである。電気料金の値上げは原発をストップしているせいだ。

なぜ再稼動させないのか?大声で強く文句をいう反原発の連中が怖いからである。
彼らの理不尽な文句にビビるのはなぜか?選挙で負けるのが怖い自民党議員が多いからである。
なぜ再稼動すると選挙で負けると思うのか?公明党(創価学会)が原発反対だからである。
なぜ公明党が関係あるのか?自民党は創価学会の票で当選している議員が多いからである。
なぜ公明党は原発反対なのか? 核アレルギーを習性にする戦後日本人に媚びているからである。
なぜ戦後日本人は核に対して過剰反応するか? 原爆をすぐに連想するように教育されたからである。
なぜそんな教育をされたのか?日本に核を持たせず、永遠に米国の従属国にしておくためである…
(もういいかな?)

私の見解はともかくとして、現在の状況では原発なくしては産業が衰亡し国民生活が破綻する。
眉をつり上げて「100%の安全を確保しなきゃダメ」などと駄々をこねる時間はないことは確かだ。 続きを読む

大雪山の沢登り 〜トムラウシ川とワセダ沢(前編)

RIMG1882

ヒサゴ沼の夜明け(大雪山)

今年のお盆休みに、所属する山岳会の夏の恒例行事「集中山行」に参加してきました。
「集中山行」とは予め決められた目的地へ複数パーティーがそれぞれの好きなコースを辿り合流する山行です。
今回の私たちの目的地は、大雪山の最奥地トムラウシ山域の「ヒサゴ沼」でした。美しい水面と白い雪渓が印象的な心地よい場所です。 続きを読む

「慰安婦」を捨てて逃亡する朝日新聞

■朝日新聞が打った保身の一手

よほど追いつめられたのか、或は手に負えなくなる前に先手を打ったのか —
朝日新聞が自分で火付け役となった「従軍慰安婦の強制連行」説を取り下げた。

「朝日新聞、慰安婦問題で一部反省 吉田証言「虚偽と判断し記事取り消します」(産經新聞)

■「旧日本軍が朝鮮人女性を強制的に拉致して性奴隷として働かせた」?

こんな悪質なデマがいつの間にか世界中に拡がっているのをご存知だろうか。
これは、国内の反日分子と韓国政府が結んで長年にわたり執拗に行なってきた情報工作の成果なのだ。

2007年アメリカ下院で日本に対して慰安婦への謝罪を求める決議が採択された。
そしてグレンデール市やニュージャージー、ブエナパークなどアメリカ各地で「慰安婦の像」が建立され、現地の日本人子弟が学校で陰湿ないじめに遭うという深刻な事態がおきている。

国連人権委員会でもこのデマが真実として定着し、『日本政府は「性奴隷」を認めて謝罪しろ、女性の人権を守れ』などと頓珍漢な苦言を発するという馬鹿げた状況になっているのだ。 続きを読む

大雪山・クワウンナイ川遡行の記

「北海道の屋根」大雪山、その最奥に位置するトムラウシ山は「遥かなる山」と呼ばれ岳人の憧れである。

7月、高山に花が咲き乱れる季節に、私は山仲間2人と共にこの山を目指した。
美しいナメ滝で有名なクワウンナイ川を遡行して山頂に至る計画で、私の胸は高鳴っていた。そしてこれ以上ない好天にも恵まれて、まさに忘れ得ない山旅となったのである。

「遥かなる山」トムラウシ

「遥かなる山」トムラウシ山

続きを読む