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茶番の終焉へ〜「陰謀論だ」などと無視できない現実(追記)

🔶残暑お見舞い申し上げます

雨の多いお盆が過ぎました
ここ富士の山麓は、梅雨にもどったように湿気が気になる毎日です

世の中「ゲノム実験室でこしらえたお注射」の宣伝ばかりしていますね。
でもそんなものは、自然が我々に与えてくれた「自然免疫力」に遥かに及ばないと思います。

自然免疫はファイザー社製ワクチンより最大13倍もデルタ株を阻止する効果がある=イスラエルの大規模研究 –

現に今も副作用による多くの犠牲者を出しているだけでなく、効果もすぐにガタ落ちだとか。

米国でワクチン接種後の死者数が急増 過去10年間の合計を上回る

元ファイザー社副社長のマイケル・イードン博士が警告:「子供たちはウイルスそのものよりワクチン接種で死亡する確率が50倍も高い」――新型コロナ・ワクチンは不正に承認された –

ファイザー製ワクチン「接種後6カ月で、有効性ガタ落ち」

思えばこの騒動が起きてからもう一年半がたちますが・・
「感染しない社会的距離= 2m」だなんて、本気で信じている人はいるのでしょうか。

コロナは腸内壁で増殖し、排便で外に出ることが分かっています。
感染ルートは、基本的には手指による接触から、口に入るのだそうです。
これは空気感染が主のインフルエンザとはまったく異なります。
つまり「便座や手指の消毒」で必要十分だということです。
人同士の距離や、そこに集まる人数の多寡は関係がないわけですね。

これは YouTubeによって検閲され、削除された動画です

https://www.youtube.com/watch?v=tcfX4eq-T60&feature=emb_imp_woyt

(↑ 松田学政策研究所の動画。井上正康 大阪市立大学名誉教授との有益な対談番組でした。
免疫学の専門家として科学的にコロナウイルスを正しく分析した上で、正しい対処を提言されています。しかし「誤った医学情報だ」として一方的に削除されたそうです。

ワクチンに疑義をはさむ内容だと判断されたに違いありません。理不尽極まりないことです。
ワクチンを推進したい製薬会社、政府とグルの大手SNS運営会社が、科学的根拠を一切無視して大切な情報を隠蔽し続けているのです。
これが今の世界を襲っている、恐ろしい言論弾圧の実態です)


何と言っても、マスク!・・道ゆく人の100%がマスク姿。情けないです。
何も症状もないのに、なぜ四六時中マスクをしている必要があるというのでしょう?
あんな布切れに、ウイルスを封じ込める力があると本当に信じているのですか?
咳やくしゃみが出る人のエチケット着用でいいではないですか?

私たちはそんな当たり前の疑問すら持てない、阿呆の集まりなのでしょうか?
政府マスコミの洗脳、不自由を強制する企みの存在に、もういい加減に気づきましょう。
そして科学的根拠のない「馬鹿らしい生活様式」は、断固、捨てましょうよ。

🔶情勢のごく簡単な総括

武漢ウイルスはほぼ疑いの余地なく実験室由来といってよいでしょう。

誰が人工のウイルスを撒き、WHOを操ってPCR検査を義務付け、世界を大混乱させてきたのか。
私は首謀者は 左派ユダヤグローバリスト勢力(共産主義者)だと考えています。
またそこには中国共産党の世界戦略も絡んでいると思います。
複雑怪奇な背景を、私なりになるべく簡単に総括してみました。

彼らの目的と成果はいくつかの段階に分かれていたと思います。

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1・短期的成果 = 巨大製薬会社がワクチン商売で莫大な利益をあげた

WHOは本来診断に使えないはずのPCR検査を絶対基準として世界に押し付けました。
PCR陽性者(ウイルスのかけらが付着しているだけ)を危険な感染者だと嘘を言って
世界中の人々を恐怖に陥れました。マスコミはこれを煽り続けて来ました。

そして巨大製薬会社は各国にワクチンという名の「謎の遺伝子注射」を大量に売りつけてボロ儲けしました。その後、ワクチン接種者に重篤な症状が出ても知らぬ顔です。

PCR検査は CT値の設定を変えれば簡単に結果を偽造できます。

ポルトガルの裁判所が、PCR検査は信用できず強制隔離は違法という判決を下す –

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2・中長期的成果(1) = 邪魔な愛国者・トランプ大統領を政権から追い出した

2020年秋の米大統領選において「感染拡大の防止」を口実にした郵便投票を強行し、ここぞとばかりに大量の不正票を投入しました。
D社の投票機の遠隔操作だけでは、腐敗した左翼老人(バイデン)をホワイトハウスの椅子に座らせることは不可能でした。彼らはそこまでしても、とにかくトランプを排除したかったのです。

   張陽チャンネル 「トランプが負けたわけがない」(第242回)

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3・中長期的成果(2) = パンデミック責任追求で 中国共産党を”世界の敵”にした

大統領選挙の不正行為では協力し合った中共政権に対して、手のひら返しです。
武漢研究所からの漏洩説をメディアで宣伝し(ウイグル虐殺への批判も同時に始まった)、世界の中共批判を一気に高めました。
目障りな習近平の世界制覇戦略(一帯一路)を大きく頓挫させたわけです。↓

行き詰まるワクチン外交、迫る報告期限…「ウイルス研究所流出説」再浮上で追い込まれる中国共産党

パキスタン「一帯一路」の港で中国人狙う自爆テロ、2人死亡 武装勢力、今後も攻撃継続を示唆

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4・長期的な目標 = 国民経済を壊して乗っ取る(いずれ国を廃止し世界統一支配へ)

グローバル勢力の圧力を受けた各国の政府が、自国の都市にロックダウン・自粛を続けさせています。中小企業は耐えきれず倒産、それを外資が金で買い占めています。
一方で国民の日常生活を規制し続け、家族や友人との絆が断たれていきます。
孤独に精神を病む人も増え続け、社会全体が萎縮して活力を失っています。

こうしてバラバラにされた無力な個人を「一括政府情報」で操り命令を強制する、全体主義の世界が広がりつつあります。
最終的には、高度なAIデジタル技術で全ての人々が監視され服従させられるのです。

その計画が実はわが日本政府にも実在していますよ。(「ムーンショット計画」↓)
鉄腕アトムを彷彿させる科学への盲信と進歩主義に洗脳された者たちが、政府中枢にいるのでしょう。彼らはもう日本人の心をなくしています。恐ろしいことです。

ムーンショット目標1 2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現(内閣府HP)

5・人口削減という狂気の計画?

世界的富豪のビル・ゲイツ氏が、自身の講演会で「人口を削減して地球を救う」と発言していたことは知られています。
今回のコロナワクチンは彼の計画の一部であるとも言われています。詳細真偽は不明ですが、ゲイツ氏がその莫大な資産をワクチン開発や医薬品業界に注ぎ、業界を実質支配している現実があり、「ワクチンを使って人口削減できる」という以前の発言からも、慈善家の顔の下に狂気が潜んでいる可能性は高いと言わざるをえません

【論説】グローバリスト、ビル・ゲイツによるワクチン普及プロジェクトに隠された意図:製薬会社とワクチン接種の義務化はウィン・ウィンの関係 –

🔶「陰謀論だ」ではすまされない現実

これらの左派ユダヤグローバリストの狙いは、けっして妄想ではなく現実です。
ユダヤ人 ジャック・アタリ氏が著書で明らかにしてきたように、これは彼らグローバリストの未来設計図なのです。
世界統一事業は、ロックフェラーやブレジンスキーも明言しています。ダボス会議は彼らの戦略を話し合う場でもあります。

この百年、彼らが一貫して「国を破壊して、世界を統一する」ために数々の革命や戦争を起こしてきたことが、今ははっきりわかっているのです。
二つの世界大戦のあとに国際連盟、国際連合が生まれたのも彼らの手によるものでした。
現にいまも国連は、各国の政治や文化のあり方に干渉してきています。


グローバリストのクラウス・シュワブ氏:新型コロナ後の世界は「絶対に」平常には戻らない―世界のエリート層は 「偉大なるリセット」を推進


主要メディアはこうした事実を隠してきたので、私たちは真実を知る機会がないまま過ごしています。実際、私は40歳を過ぎて初めてユダヤのことや共産主義の本質を知りました。

メディアは必ず「陰謀論だ」とレッテルを貼ることで これらの視点や議論を封殺します。
今、YouTubeやFacebook、Twitterなどが、ワクチンへの懐疑論や選挙不正を訴える動画や投稿を検閲し削除しているのもそうです。これは重大な問題です。


フェースブックが新型コロナワクチンの安全性を懸念する投稿を世界規模で検閲する計画―2人の内部告発者が社内文書をプロジェクト・ベリタスに持ち込み証言

逆に言えば、世界中が歴史の真実に気がつき始めたことに、彼らは焦っているのかもしれません。大統領選のあからさまな不正、コロナを振りかざした理不尽な自由の抑圧の数々・・


🔶追い詰められて目覚めた欧米の国民たち

今、米国やヨーロッパでは祖国の危機に目覚めた国民が行動を始めています。
マスク義務化、強制的なロックダウン政策、ワクチン接種の強制が社会を壊し国を滅ぼすと感じた人々が、言論弾圧に負けず街頭に立ち声をあげるようになりました。

パンデミック中に生まれた幼児のIQスコアが平均22ポイントも低下―米ブラウン大学の研究

将来を担う子供達が、大人たちのコロナ茶番劇の犠牲になることは絶対許せません。↑

最近、欧州275箇所で政府の理不尽なコロナ対策に抗議するデモが起きています。
フランスではマクロン大統領の導入したワクチンパスポート制度に、国民が怒りの声を上げています。

仏150都市で約20万人が再びワクチン・パスポートに反対する抗議デモ――パリでは10万人が「マクロン辞めろ!」 –

仏「ワクチンパスポート義務化」に抗議デモ、6週目突入「フランス人を分断している」

私たち日本人は、長い歴史と皇室を抱く強い絆をもつ国民です。
欧米のように、政府と戦う激情を燃え立たせて大規模デモを起こす必要はありません。
ただひとりひとりが静かに、自主的にこの虚構を抜け出し、通常の生活に戻るだけでよいのです。

「あたりまえの生活様式」とは・・・

うるさいテレビを消しましょう
街に出て人と親しく交わりましょう
気持ち良い自然の中へ出かけましょう
マスクをやめて、明るい声と笑顔で挨拶しましょう

みなさん、どうか通常の生活を思い出してください。

🔶「変異株」の脅威は宣伝に過ぎない

デルタ株の感染者や重傷者が激増している、と毎日報道していますが本当でしょうか?
周りを見る限りまったくそうは思えません。

京都大学の上久保教授の話が思い出されます。
最初の武漢ウイルスに対して、日本では昨年5月にすでに集団免疫が達成されていたというご説明だったと思います。
PCR検査を増やした分だけ陽性者数は増えたが、死亡者はほとんど増えていなかったのです。

「変異株は感染力が強くなるが、毒性は弱まる」というウイルスの法則を考え合わせますと
変異株(デルタ株)は すでに全国津々浦々に蔓延していると考えるべきですが、死亡率はかなり低く、また重症者もごく一部の有疾患の人ではないかと思えてなりません。
弱い変異株を、さも恐怖のウイルスのように、針小棒大に騒いでいるだけではないでしょうか。

(そう思っていたところ下の動画を知りました。この方は厚労省の公表データを使って明瞭に分析をされていますので何よりの証拠です。多くの人に見て欲しいです)※これもYouTubeの検閲で一方的に削除されました。めちゃくちゃです。

https://www.youtube.com/watch?v=DZzSBRFfENc&feature=emb_imp_woyt


ひとつ気掛かりな点があります。ワクチン接種した人たちは自然免疫力が落ちるという研究データが報告されていることです。

ファイザー社製ワクチンを2回接種したことにより中和抗体の量が6分の1にまで減少

変異の早いRNAウイルスに対しては本来ワクチンは効かないうえに、次に類似のウイルスに接したときに免疫の異常を起こして重症化する危険があるそうです。ADE(抗体依存性感染増強)という症状です。
類似のウイルス、つまり従来の風邪やインフルエンザが流行する秋〜冬が心配です。
私も、接種してしまった両親や親類のことが気がかりです。

ノーベル賞受賞者のリュック・モンタニエ博士、ワクチンはさらに致死性の高い変異型の発生を助長すると警鐘――疫学者たちは『抗体依存性感染増強(ADE)』について語ろうとしない –

🔶もう茶番は終わりにしよう 真実に向き合う時です

エラー率90%のインチキPCR検査が生み出すでたらめな「感染者数」にふりまわされて、ドタバタと緊急宣言やマンボウを乱発し、口を開けば「自粛とワクチン接種を」ばかりの政府の無能な姿は、もう見るに耐えません。
無責任に騒ぐ テレビメディアの、大げさでわざとらしい演出の数々も飽き飽きです。

まともな人なら「もう馬鹿らしくてやってられない」と怒っているはずです。

「テレワーク」や「宅配」や「遠隔診療」などが苦肉の策あるいは新商売的に生み出されてきましたが、こうした不自然なものは生活に根付くことはありません。
まして新しい社会の姿になるはずがありません。さっさと終わらせてハイ、サヨウナラです。

この茶番を終わらせるのに必要なのは、まともな政治の決断だけだと思います。
私たち国民は一刻も早く、こんなくだらない茶番から解放されるのを願っているのです。
9月に発足するはずの新政権に、今は淡い期待をしたいと思っています。

コロナ全体主義の危険(精神武装の勧め)

🔹そもそもウイルスはそこら中にいる

マスク着用、外出自粛に営業時間短縮、リモートワークに三密回避?
初めの頃ならともかく、今や武漢ウイルスについてかなり判明してきたのに
なぜいつまで同じスタンスで怖がるばかりなの?と誰も問いません。

まず事実確認からしましょう。そもそも「ウイルス」は防げるものなのでしょうか。

マスクの繊維の穴(直径5μm)に対し ウイルスは0.1μm。息を吸えば通ってきますね。
付け外しするマスクに付着するウイルスは、そのたびに口や鼻から体に入ってきます。
(マスクは くしゃみや咳の飛沫が飛び散るのを防ぐ効果しかない)
保菌者がマスクを触るとウイルスは手指につく、さらにその手で触ったものにも。

そうやって結局、ウイルスはその辺の空気中や物に当たり前に拡散しているのですから
社会的距離など、実際には意味はないでしょう。(気分の問題にすぎない)

風邪(←コロナウイルス)と同じですから、広がるのもあっという間です。
人は生きるために毎日毎時間、あちこち動くので、当然ウイルスも運ばれます。
それを防ぐことは不可能。分かりきったことです。

ウイルスに「触れない」ことが不可能だからこそ、生き物には免疫力があるのです。
その仕組みで様々なウイルスと共存してきたことを、落ち着いて考えるべきです。

🔹意図的に煽るコロナ報道、政府の施策の理不尽さ

最近では「新しい生活様式」などと、殊更には言わなくなってきました。
宣伝効果が行き渡り、皆が自発的に行動規制するようになったためでしょう。

私たちは考え方と行動を、そうやって強制的に変えられつつあります。
この政府の要請に従うことを「良識ある行動だ」と信じている人々も多いでしょう。
しかし私にはとても良識とは思えません。明らかにおかしなことだらけです。

その筆頭が「Go To トラベル」。これにメディアは常に批判的、否定的です。
否定派の学者だけが出て「Go Toのせいで第三波が来た」と一方的に喋らせています。
小池都知事や数名の知事たちは 年末年始のGo To 停止を首相に要請し国策に介入。
彼らは「Go Toは経済優先で命を軽視する 愚かな政策だ」と言うのです。

しかし、これは 明らかに偏った主張です。
Go Toのおかげでどれだけの人々が仕事を救われているか全く考えていない。
私は青森の観光地で商店主が「GoToでみんな救われたよ」と話した笑顔を忘れない。
そもそも Go Toが感染を広げたという根拠はどこにもないのですよ。
(実際、京都ではGo Toで観光客が増えているのに感染者は増えていません)

Go Toは安倍政権が始めたものですが、私はこれは良い策だと考えています。
そして実際に、広範囲の産業人の仕事収入を守り、人命を救っているのです。

むしろ「緊急事態宣言」こそ、恐怖に駆られた末の安易で無責任なやり方だと思います。
実体経済をストップさせて倒産・廃業を生む、まさに人命を軽視した現実逃避策でしょう。

🔹メディアの嘘!「感染者の増加」=「危険度が増した」ではない

もう耳にタコができた「感染者の拡大、過去最高」というフレーズですが
「それで?・・何か問題でもあるんですか?」と聞きたいです。

「感染者」という言葉のマジック
の化けの皮を剥がさなくてはいけません。

京都大学特定教授・上久保靖彦先生のご意見を引用紹介します。
(引用元:松田学 オフィシャルブログより
https://ameblo.jp/matsuda-manabu/entry-12647243134.html)

・現在、感染者が増えていると言いますが、PCR検査数を増やしているのですから、増えるのは当然です。検査をやればやるほど増えます

PCR検査人数は一日当たり4万人を超えることも多いですが、重症者数をみると、一日当たり平均10人前後、「死亡者数」にしても、11月下旬から増加傾向にありますが、一日当たり平均約40人です。PCR検査人数と比較しても大変少ない傾向にあります。

・日本の他の死因による死者数と比べても、新型コロナの死者数が社会経済活動全般を抑制してまで対応すべきレベルにあるとは言えません。

東京で千人超のペースで「感染者」が発見されているのは PCR検査を増やしているから当然。
今日1月7日は「二千人超す」と出ていましたが、何の意味もないのです。
ウイルスに対しては感染して抗体を作るのが、人間の最も有効なやり方なのです。
ですから私は「感染が拡大」と聞くと「よし、抗体を持つ人が増えているな」と思います。

メディアの報道はいまや真実を歪めることしかしていません
しかし彼らが「国民はバカだから騙し続けられる」と思っているとすれば大間違いです。
特権階級のような顔で嘘を垂れ流すテレビ局や新聞社を、私たちは決して許しません。
傲慢なNHKや朝日新聞など、いずれ国民の静かなる意志によってお仕置きされるでしょう。

「日本は言霊のさきはふ国、言挙げせぬ国」(柿本人麻呂)
静かに、自然に、物事があるべき姿に成ってゆく国です。(悪は滅びる!)

🔹「ワクチンが来るまでの辛抱だ」という奇妙な約束事

ここまで大騒ぎを繰り広げた以上、並大抵のことでは収束しない雰囲気ですが
これを鎮めるために「ワクチンが来れば安心だ」というストーリーが使われます。
しかしワクチンは本当に「安心」をもたらすのでしょうか?

周知の通りワクチンは劇薬指定物で、時に死に至る副作用(もはや毒と呼ぶべき)があります。政府推奨の「子宮頸がんワクチン」が招いた悲劇は記憶に新しいと思います。

そして今回の武漢ウイルスに対するものは、開発期間も短く、ぶっつけ本番です。
免疫生物学の専門家は「遺伝子操作で作ったワクチンは世界でも使用例がない」と懸念しています。「ワクチンとは呼べない 謎の遺伝子注射だ」(徳島大学名誉教授 大橋真氏)。

しかし菅政権は・・「2月末までにワクチンを!」と拳を振り上げたのです。
他に薬もあるのに、なぜそこまでワクチンにこだわるのか。おかしいと思いませんか?

たとえば去年5月、米国では「マラリア治療薬」が効くことがわかりトランプ大統領も一押しでした。しかしある筋からの圧力でこれが「なかったこと」にされたのです。

また日本でも富士フィルムが中心になって「アビガン」という効果的な薬ができました。
しかしなぜか厚生労働省は認可しませんでした。そのうち誰も言わなくなりました。
インフルエンザ用のタミフルも効くという話でしたが、どこかに消えてしまいました。

そして日本政府は英国のアストラゼネカという製薬会社のワクチンを1億五千万回分を買い付けてしまったのです。まだ臨床治験もされていない段階で!
これを、おかしいと思わないほうが、おかしいでしょう?

🔹新ワクチンで巨利を貪る人間(いや悪魔)たち

その答えはひとつです。
ワクチンを大量に買わせて儲けたい連中が蠢いているのです。世界に、そして日本に。

英米を根城にしている国際金融資本勢力は世界のあらゆる利権を支配しています。
もちろん医療、製薬業界も彼らの支配下にあるのです。アストラゼネカのワクチンを日本に買わせたのは彼らです。

Microsoftのビル・ゲイツ氏は、2017年頃に「コロナウイルス」という名であるウイルスのゲノム配列を世界中で特許申請していました。日本でも特許が認められたそうです。
つまりワクチン開発に絶対必要なゲノム情報で彼らが儲かる仕組みを準備していたのです。

この事実は武漢ウイルスが人為的に戦略的に発生(散布)されたことすら暗示しています。
人類を恐怖で支配する、それが彼らのやり方なのです。

日本の政治家も官僚も財界も、彼らに脅され、買収され、支配されていることが分かります。
私たち国民は 何も知らされず、ワクチン(毒物)を強制的に注射される瀬戸際にあります。

この「新型コロナ」を「指定感染症二類」から外す検討を、と安倍首相は言いました。
指定感染症二類を外せば、インフルエンザ以下の扱いとなり、PCR検査の陽性者隔離の義務がなくなります。(そうなれば逼迫していた医療現場は一気に救われます!)

しかし残念ながら安倍首相は9月に辞任。菅政権はその流れを引き継ごうとしません。
どんな圧力があったのでしょうか、想像は容易です。

🔹今こそ精神武装を

すでに日本人全部が一度は感染済みで、我々はもう抗体をもち、集団免疫ができている。
欧米との大きな違いがそこにあると、上久保先生も指摘しています。

またPCR検査は、本来 感染症の「診断」には使ってはならない検査法なのだそうです。
WHOがこれを世界のゴールドスタンダード(唯一の基準)にした真意が疑われます。

PCR検査は陽性者の数を増やすだけの、いわば意味のない作業をしているのであり、
「第三波」など幻です。Go Toを再開して実体経済を救うべきだと私は強く思います。

日本人はお上に逆らいません。それ自体は、和を尊ぶ世界一美しい性質だと思います。
ただし それは「お上が日本を守る人たちである」場合に限ると思います。
戦後日本では「お上は無責任と臆病、保身のために国を売る」と心得るべきでしょう。

黙従は命取りです。私たちは報道を疑い、自らの心で感じ考える「精神武装」が必要です。
まずは 外国の投資家を儲けさせるだけの危険なワクチン接種を断固拒否するべきです。

🔹米国民の戦いは 他人事にあらず

ところでいま米国で起きている戦いは、単なる大統領の交代の話ではありません。
トランプ大統領は、国家と伝統を大切にする、自由で健全な世界を目指しています。
バイデン勢力は、国家を廃止し、一部の大富豪が人類全体を支配する世界を目指しています。
この戦いは、人類全体の運命を左右する戦いなのです。
わたしたち日本人も当然、対岸の火事、知らぬが仏では済みません。

デジタル庁を設置する菅政権もまた「デジタル管理社会」を目指しています。
つまり一見便利なようで、実はプライバシーも自由もない、恐怖のAI監視社会です。
まさに、バイデン派、そして中共と同じ方向を向いているのです。
どんな恐ろしい政策が、日本人の伝統や心を無視して強行されるか、わかりません。

争いを避け、自然の流れを待つ姿勢は、日本ならではの卓越した知恵だと思います。
しかし、黙って任せていると どんどん追い込まれるだけです。
私たちは常に自発的に世界の流れを注視すべきなのです。

信長も、秀吉も、家康も、優れた指導者はみな外国の情勢に敏感でした。
争いを避け、自らを衛るためには、平和ボケしていては絶対にダメなのです。
みなさんはいかがお考えでしょうか。

昨今の状況について

🔹「日本では集団免疫が達成されている」説

豪雨の七月は去り、八月の声とともに熱暑がやってきた。
今度は「自宅での熱中症」が心配されているようである。

武漢肺炎(新型コロナ)は冷静に見てほぼ終息フェーズに入っているようだ。
京都大学の上久保靖彦先生いわく、日本人は既に有効な集団免疫を達成している。
第二波は来ない、あるいは来ても感染拡大は抑えられるとのことである。
こうした嬉しい知見や情報を、テレビも新聞も、政府も出してこないのはなぜか。

(参考動画)特番『衝撃!日本では既に”集団免疫が達成”されている!?』ゲスト:京都大学大学院医学研究科特定教授 上久保靖彦氏

🔹知らされない「コロナ後の世界」構想

ご存知のように、メディアは毎日執拗に「コロナの恐怖」を煽り続けている。
連日「●●で感染者が●●人増加!」と煽られ、国民全体が非常な心理的圧迫を受けている。
空気に逆らう者は「非常識」とされ、時には不心得者の暴力沙汰すら起きている状況は
戦時中にありがちな狂熱と同じく、完全に冷静さを欠いている。

メディアが一方的に「恐怖」を煽り立てるのは、終息しては困るからだ。
コロナ騒動を出来るだけ長引かせたいのは、英米のユダヤ系国際金融勢力である。
製薬会社に開発資金をつぎ込み(例:富士フィルム)新ワクチンの臨床試験と販売を独占(例:ファイザー、アストラゼネカ)するなど、まるでコロナ騒ぎが起きるのを以前から知っていたかのように、着々と進めている。(恐らく知っていた節がある)

そして世界の主要国が申し合わせたように、次のような「社会破壊実験」を行っている。
この奇妙な一致、不自然さにも、彼ら金融勢力が長年かけて各国の政財界に浸透し、作り上げた政治的影響力の強さ、そして練り上げてきた周到な大戦略の匂いがする。

●その1 「感染の恐怖」をメディアを使って煽る(経済を麻痺させ、国体を破壊)
人々の思考を縛り行動を制限する。経済全体が麻痺しGDPは落ち込み、世界同時不況が深刻化、泥沼化する。企業倒産が続出し、国際金融勢力がそれらの資産や権利を買い叩いていく。やがて国民経済は丸ごと外資に乗っ取られる(主幹産業が海外投資家に支配される)

●その2 「社会的距離ソーシャルディスタンス」の強制(三密回避の名の下に 精神を疲弊させ、人間関係を破壊)
人と人を強制的に距離を取らせ、相互に不信感、警戒心を日常化させて親密な関係を壊す。
孤独感と不安に追い込む。人格形成を阻害し家族関係の根底を崩す。民族の文化伝承の断絶。歴史に根ざした安定した国家の解体を目指す。

行く末は、共同体や国の意識のない乾いた「個人」の競争・闘争社会になるであろう。
そのような社会には道徳も育たないので、結果として「金と法」だけが支配の正統性をもつ。
すなわち国際金融勢力が永久に圧倒的に支配する、恐るべき世界が出来上がる筋書きだ。
つまり最終的には、全人類の奴隷化である。(ユダヤ教の千年王国思想を連想させる)

🔹世界政府樹立という「見果てぬ夢」

ユダヤ人でグローバリストのジャック・アタリ氏は先般のNHK番組でうそぶいていた。
「人類はあまり賢くない」だから「恐怖によってのみ、人類は進化するのだ」と。

その本意は「少数の我々は、恐怖をもって人類を支配する体制を確立する」である。
彼らは本気なのだ。いま世界を襲っている未曾有の経済恐慌がその証拠である。
恐怖で人類を支配する、それはまさしく共産主義国のやり方そのもの。
NHKはアタリ氏のご高説に感嘆してひれ伏すだけで、疑問のひとつも呈さない。
完全に彼らの宣伝機関となっている。

ビッグデータの集積とAIによる情報管理、5Gの通信技術、デジタル通貨(CBDC)構想…
水面下で急速に進められているこれらの動きの、真の目的が報道されることはないだろう。
だがこれらは、少数勢力が60億の人類を効率よく管理するための巨大システム作りと考えて間違いないだろう。すでに各国中央銀行ではデジタル通貨導入に動き始めているのである。
(参考記事)
日銀がCBDCに本腰、「デジタル通貨グループ」を設置

日銀がCBDCに本腰、「デジタル通貨グループ」を設置 「骨太の方針」閣議決定の直後に【中央銀行デジタル通貨】

世界統一とはどういう状態のことだろうか?…それは 民族も国もない、市場のみの世界
文化も歴史も、精神も信仰も失われて、ただ食欲や物欲だけに生きる野蛮な世界
この百年の間に、世界は確かにそのような方向で進んできていた。
今回の騒動に乗じて、その最終的な完成に向けて、いよいよアクセル全開というわけだ。

トランプ大統領は、その国際金融勢力の野望を挫くために文字通り命がけで戦っている。
だからこそ、世界中のメディアから全方位攻撃を受けて叩かれているのである。
だがこの戦いは、現状でトランプ氏の側に有利なようだ。世界の人々が声を上げ始めている。
「世界統一政府など、冗談じゃない!」と。左翼ユダヤの陰謀はすでに全世界に露見した。
11月3日のトランプ再選を、世界の健全な愛国者たちが願っている

この世界の緊迫した状況を、日本国民は何も知らされていない。つんぼ桟敷である。
日本国民の多くは、メディアがグローバリストに牛耳られているという認識もなさそうだ。
有名な 池●●氏は民放番組で「経済より生命です。私たちはこれまでの経済重視を反省すべきです」と言っていた。実態を無視した無責任な感情論だ。彼はあちら側の工作員なのだろう。
いわゆる「著名人」を使った洗脳工作が、テレビで朝から晩まで行われている。

これが戦後75年の間、日本が置かれてきた情けない現実なのである。
だが「知らぬが仏」…で済む話ではない。目を覚まさなくては、我々に未来はない。

🔹皆様にお伝えしたいこと

みなさん、コロナ報道を疑ってください。メディア報道は確信犯です。
今は日本各地でPCR検査を増やしているから、当然、陽性判明者の数字自体は増えています。
しかしもう我々に免疫があるのならば、武漢コロナはインフルエンザ程度だとのことですし
実際に死者の数はほとんど増えていません。皆さんの身の回りにもいないでしょう?
テレビでなく現実を見てください。「新しい生活様式」など不要なのです。
今こそ落ち着いて、自分の頭で考え、日本人らしい生活を粛々と守らなければ、将来は国がなくなるかも知れない。戦後最大の戦いが、もう始まっているのです。

終わり

武漢ウイルスのこと

世の中はまさに新型コロナウイルス一色です。
今年のお正月の時点で、いったい誰がこのような事態を予想できたでしょうか。
もし12月の段階で武漢で感染者が発生したぞ、と警鐘を鳴らしたとしても
誰も気に留めなかったのではないか、それだけ急な出来事だったとは思います。

今般9日からようやく中国全土からの入国制限をかけましたが、遅すぎました。
亡くなられた方やお身内の無念を思うと胸が痛みます。
そしてこの武漢ウイルス流行は人災だから、なおさらです。

🔶人災である理由 その⑴ 中国共産党が開発していた生物兵器だったこと

このウイルスは人工的に作られたということが科学者たちに指摘されています。
武漢のP4研究所で遺伝子を操作された「SARS+エイズ」の特性をもつ殺人ウイルスです。
感染力、毒性ともに強く、免疫力を下げたり自己変化したり、つかみどころのない難物です。
なぜ研究所から漏れたのか、意図的なのか事故なのか、すべて謎ですが・・

(参考リンク)生物兵器と言われても信じられない方も多いと思います、ぜひご覧ください。

  1. 欧州のウイルス専門家、新型コロナウイルスに「消すことのできない人工的痕跡」(大紀元   2020年02月13日 15時28分)
    https://www.epochtimes.jp/p/2020/02/51700.html
  2. 2020/2/14(金) 藤井厳喜×坂東忠信×居島一平【虎ノ門ニュース】抜粋
    https://www.youtube.com/watch?v=tDCqRJSIAMM

  3. 中国・武漢で発生した「新型コロナウイルス」について解説します。(藤井厳喜の「ワールド・フォーキャスト」※1月26日撮影)
    https://www.youtube.com/watch?time_continue=1&v=ZOB5I_ADF9I&feature=emb_logo

軍事機密なので詳細なデータを出さない中国共産党政府(P4研究所を爆破し証拠を隠滅!)
その中国に経済を依存するエチオピア出身のWHO事務局長が、非常事態宣言を遅らせたこと
WHOの非常事態宣言を待っていて対応が遅れた日本政府の危機管理能力のなさが露呈・・

軍事と政治経済の事情が絡み合って事態を悪化させてしまった、まさに人災です。

 

🔶 人災である理由 その⑵ 防疫の失敗は 財界の中国依存体質が原因である

「まず何よりも、発生源の中国からの入国者をシャットアウトしろ!

しかし日本政府はこんな当たり前のことが出来ませんでした。

1月には92万人、2月の春節では35万人の中国人観光客が来日したそうです。
感染可能性のある彼らが無防備な日本各地を訪れることを許していた・・
その一方で、自国民にはマスクして、外出は控えて、学校は休み、集会イベントは延期して。
順序がおかしい。まったくおかしい。これはいったい何でしょうか?

一番の元凶は、わが国の経済界が中国ビジネスに過度に依存して来たことでしょう。
とにかく中国を刺激するな!という彼らの声を安倍首相は無視できなかったのです。
自民党内の中国ビジネスに利権をもつ議員(二階幹事長ら)の声もあったことでしょう。

安倍首相は判断を誤ったのではなく、正しいことを断行できなかったのだと思います。
じつに残念です・・結果として入国拒否の時期を逸した責任は大きいです。
ここからは、完璧を期して頑張って頂かなくてはなりません。

現在、中国に進出している日本企業の社員や家族は、現地に約12万人いるそうです。
そのうち武漢にも数万人。この方達をどう助ければいいのでしょうか?

「中国からの入国拒否は彼らを見捨てることになる、この決断をしたくない日本政府は先延ばしを続けてきたのではないでしょうか?」(馬渕睦夫大使 談/[桜無門関]R2/2/27)

この残酷な局面、安倍首相や官僚の苦悩・逡巡を責められるでしょうか?私は否です。
誰が首相でも同じであり、安倍内閣だから失敗したのではありません。

結局、元凶は目先の利益追求にかまけて危険を無視してきた経済界の甘さだと思います。
反日暴動で店舗や工場が襲われたり、日本企業の社員が拉致監禁されたり・・
過去、何度か中国でそうした痛い目に遭って来たのに、彼らは何も学ばなかったのですね。
トヨタなど日本の大企業がいまだに中国に進出し続けている愚行はその証拠です。

経営者たちの「まあ、何も起きないだろう」という無責任さ、認識の甘さが今日の「12万人の人質」を作り、中国への忖度を政府に強要したのだと言わざるを得ません。
ウイルスの防疫失敗の本質は、日本の経営者たちの拝金主義にあると私は思っています。

🔶「平和憲法」守って国滅ぶ・・悪夢のような馬鹿げた事態に

殺人ウイルスの国内侵入は国民の命にかかわる「国防の危機」です。
多くの国では軍で生物兵器対策をしているので、今回のウイルスへの対応は早かったのです。しかし長い間 こうした危機を真剣に考えてこなかった日本だけは哀れな姿をさらしました。

軍隊を持たず自国の安全を「諸国民の信義と公正に信頼」する我らの「平和憲法」には
緊急の事態において私権を制限できる「非常事態条項」がありません。
つまり戦争や天災や疫病流行などの国家的有事においては、平常時の法的秩序を一時停止し、政府に権限を集中して迅速に対応するべきですが、現憲法にはその用意がないのです。

加えてわれわれ国民の公への責任感欠如、己の生活のことだけ考えるような習慣も問題です
国民が己の事情を優先して意思統一できなければ、政治家や官僚は決断も行動もできません。

危機を危機と認識しない、被害が出るまで動かない、どう動いていいか分からない・・
「一国の政治レベルは、その国民のレベルに比例する」といいます。
まさにその通りだと痛感しています。

🔶  国際的な信用を落とした日本に襲いかかるものたち

残念ながら、いま日本は一部の外国からすでに「感染国」とみなされています。
日本人の入国禁止あるいは日本への渡航禁止の措置が世界中で取られるようになれば
五輪開催など到底不可能ですし、経済活動のさらなる失速は避けられません。
せめて「消費税の一時停止あるいは廃止」など思い切ったテコ入れが必要だと思います。

中国は今回の責任をなんと日本に転嫁しようとしています。
「世界に拡大させたのは日本の稚拙な対応だ」と言い出しているのです。盗人猛々しい。

また横浜でのクルーズ船対応への批判を利用して、英米の船保険会社による莫大な賠償金訴訟が準備されていると聞きました。(上掲/馬渕大使談)なんとも狡猾極まりない発想です。

かように国際社会は常に自国を守るために、そして金儲けのために機敏に動いているのです。
いつの間にか日本だけが悪者にされて金をむしり取られることになりかねません。

第一段階の「防疫」は失敗でしたが、第二段階の「事後処理」では失敗は許されません。
日本国家の浮沈はいまや「霞ヶ関官僚の愛国心と勇気」にかかっていると言えましょう。
国を守る戦いです。絶対に負けられない。国民も心を合わせて彼らを後押しするときです。

この期に及んで、品薄のマスクを買い占めて転売する醜いみみっちい輩が時々います。
こういう奴らはとっつかまえて尻を百叩き、頭を丸坊主にしてやるくらいの気合が欲しい。
現在まだ感染被害が拡大している中で楽観的なことは言えませんが・・
この危機が
「金狂い」だった日本人たちを正気に引き戻すきっかけ
になれば、不幸中の幸いかもしれません。

波乱の向こうに 令和の夜明け(2)

今回は 昨年秋の消費増税(8%から10%へ)の件を通じて
素直な思いを綴ってみたいと思います。

🔹国益を無視した増税

長期不況下の増税はいうまでもなく国民経済の自傷行為です。
これはいったい誰のための増税なのでしょう?
今回、メディアも野党も経済界もほぼすべて「増税に賛成」でした。
この理解不能な状況の裏には外国勢力が関係していると見るべきでしょう。

我々のお財布から今後2%増で出て行くお金は、まず企業の増収になります。
それを企業はまず海外投資家(大口株主)の配当金に回すことを要求されます。
これが株主資本主義というものです。社員の給与は上がらず、日本の不況は変わりません。
まるで私たちは海外投資家たちの懐を肥やす奉仕活動をしているかのようです。

また増税を機に「キャッシュレス化」が一層進みました。
複雑な増税区分に対応したキャッシュレス決済が簡単にできるシステムを小売店に提供する事業者も現れ、しかもそれを経済産業省が後押ししているのだそうです。

実際、複雑すぎる制度に対応できない多くの小売店が、廃業に追い込まれています。
そんな小売店の苦境を当て込んだような新事業には、なにか用意周到な策謀を感じます。
全体この面妖な増税強行には、日本をキャッシュレス社会化したい意図がありそうです。

🔹キャッシュレス化の最終目的は?

キャッシュレス化は確かに生活上「便利」だと思います。でもそれは甘い罠です。

日本は「円」という自国の通貨があるおかげで、国内で経済が円滑に循環しています。
外国に借金をせずに、国内でお金を回しているうちは、政府が通貨の量を管理できますから、
極端な金持ちも極端な貧乏人もいない、日本人らしい互助の経済運営ができます。
(グローバル化が進んで、それもだんだん怪しくなってきましたが)

将来、もし通貨を廃してキャッシュレス化するということになれば、
データ化(無国籍化)された私たちの資産は日本政府の管理を離れ、無防備に世界中の金融市場にさらされることになります。
そこに待っている海外の投資家たちは、ハゲタカのごとく襲い掛かり、勤勉な日本人が働いた富を容赦無く吸い上げ、濡れ手で粟のごとく自己のマネーゲームに使うでしょう。
日本政府はお手上げです。日本ファーストの主体的な経済政策は不可能になります。

これが既定路線のごとくに進められている、キャッシュレス化の本当の目的だと思います。
海外の大投資家たちとは、いわゆるグローバリスト勢力です。
彼らはわが国の政財界を金力で牛耳り、安倍首相に増税への圧力をかけていたのでしょう。

🔹What is グローバリスト?

世界を金の力で支配する策謀」を凝らしている国際金融資本家グループといえばわかりよいでしょう。これは陰謀論などとは無縁の、厳然たる世界の事実なのです。

その中心はロスチャイルドやモルガン、ゴールドマンなどのユダヤ系財閥とその有力な仲間たちです(ロックフェラー家など)。彼らは英米の金融センターであるロンドン・シティ、NYのウォール街を握っています。
かつての欧州の市民革命や二度の世界大戦、東西冷戦、テロ戦争などは彼らが仕組んだともいわれています。
また国連をはじめIMFやUNESCOなどの国際機関も、彼らの世界統一の目的のために作られたという事実が近年明らかにされてきました。

経済大国・日本の一億人が払う消費税は、彼らの金儲けの格好の標的というわけです。

残念ながら、わが官僚と自民党議員の大半はグローバル勢力に心身を絡め取られています。
金主に忠実な彼らは、日本人を食い物にする政策を次々と立法・実施してきました。

大店法による小売店圧迫、金融自由化(橋本内閣)、郵政民営化(小泉内閣)
TPP推進、中国人への観光ビザ緩和、種子法の廃止、水道事業売却、子供の英語教育、原発の停止(石油依存への回帰)・・・枚挙にいとまがありません。

どれもが日本の国力を削ぎ、国民生活を外国に依存、隷属させる所業ばかりです。

🔹エリート官僚が「売国奴」と化す仕組み

なぜ日本の中枢はここまで腐っているのでしょうか?
それは先の第二次世界大戦以前からの、グローバル化の流れに呑み込まれているからです。

グローバリスト勢力は、実はあの恐怖の共産主義思想を発案し、世界に広めた人たちなのです。彼らは日本もまた敗戦と占領に乗じて共産主義国家に変えてしまおうと企んでいました。

共産革命こそ回避できたものの、日本人は占領軍の巧妙な宣伝と教育で左翼的な人間に変質してしまいました。国や公を考えない個人偏重が推奨され、その風潮のなかで適応した「優秀な」者だけがエリート官僚になってきたのです。

しかし戦後75年以上たちました。もう洗脳から覚めたまともな官僚もいるはず・・ですが、
重要なポスト人事はグローバリストの筋が堅固に押さえていますから、若い官僚はとても逆らえません。グローバリストに対抗し日本のために考えて行動すると出世できない仕組みです。
これが日本を蝕んできた「売国官僚の自動増殖システム」です。

🔹もし増税を中止していたら?

もし安倍首相が独断で増税を中止したら、どうなったでしょう?

まず初めに考えられるのは、財務省によるメディア工作と世論操作です。
ある日突然、閣僚スキャンダルの捏造記事が「反論を許さない形」で世間に氾濫します。
そして野党が騒ぎ国会が空転し、同時に嘘の「支持率急落」が発表され自民党幹部が造反、内閣は無力化したかもしれません。
モリカケ問題で試み失敗したこの手法が、性懲りも無く繰り返されたことでしょう。

🔹「日本滅亡よりは」苦渋の選択

いま、安倍氏を除いてグローバリスト勢力から日本を守れる政治家はいません
米国のトランプ大統領、ロシアのプーチン大統領とともにグローバリストと戦えるのは彼だけという現実があります。

安倍内閣が倒れれば、国内のグローバル勢力が日本潰しを進めるのは目に見えています。
例えば次のような政策です(一部はすでにかなり進んでいる)

女性宮家をつくって、皇室の男系継承の伝統を断ち切ろうとする
外国人労働者をさらに大量に入れてカオス化し、日本独自の文化歴史を消去する
・日本の子供たちに英語教育をさらに徹底させる(いずれ公用語化)
・TPPめいた自由貿易協定で日本の一次産業を潰し、食料自給させない(輸入に依存させる)
・北海道を「アイヌを詐称する勢力」(中国や朝鮮)に買い取らせる。尖閣や沖縄も同様
・水道や電気事業などの基本インフラを民営化して、その後は外国資本に売り飛ばす

すでに、小学校の英語教育は 一般家庭に不気味な影響をもたらしています。
町内のおばあちゃんが「孫たちが家で英語でしゃべるので分からない」と嘆いています。
また北海道ではすでに「静岡県と同じ位の広さ」の土地が中国資本に買われているそうです。
種子法はとうに廃止され、外国の遺伝子組換え野菜が非表示で日本市場を占めています。

安倍内閣が存続しても、国民が呑気にボケッとしたままでは意味がありません。

🔹お茶の間で 愚弄されても気づかない日本人

NHKの「チコちゃんに叱られる」という番組が人気だそうです。
子供キャラが汚いセリフを吐きつけるのが面白がられているようですが
まともな人なら不愉快になる下劣番組でありまして・・NHKは日本人を愚弄しています
つまり平和ボケを NHK(を操るグローバリスト勢力)に揶揄されているということです。

🔹頭でっかち人間はグローバリズムに騙されやすい

文科省は、小学生にプログラミングや英語を教え込もうとしています。

(私の経験からしても)外国語は子供の発育に有害と思います。
まず十分な国語力が身につかなければ、英語など無意味、中途半端な人間になるだけです。
ましてプログラミング教育など・・・文科省の役人は頭が悪いどころではありません。
彼らがしていることは、もはや人体実験だと思います。判断力も幼く、抵抗できない立場の子供たちに。絶対に許せないことです。
文部科学省の役割は日本の子供たちを「無国籍者」にすることなのでしょう。
これもまた、グローバリスト勢力の指示通り、ということでしょう。

「情報革命」や「 AI社会の到来」といった軽薄な宣伝文句をまともに信じているとすれば、あまりに不見識、無責任です。健全な人間観が欠如していると言ってよいでしょう。
世間知らずの「頭でっかち人間」は一見合理的なインチキ宣伝にたやすく引っかかるのです。

🔹生きている実感がわからない若者たち

私たちは「情報化社会」という変な言葉に日々幻惑されています。

「若者たちは スマホで自由に世界とつながって楽しんでいる」とメディアが宣伝します。
でも私は全然ちがうと思いますよ。
彼らはいつも緊張と不安の中にいて、孤独です。
親も教師も、大人たちは「子供の自主性」だとか「権利」だとかいって誰も自分を心配してくれない。子供じみた幼稚な大人が増えて、人生の師匠がいなくなりました。
スマホなんか本当はどうでもよく、本当に欲しいのは親や大人の自然な愛情なのです

無邪気さや素直さがなく、斜に構えて警戒しながらそそくさと歩く臆病な子たち。
明朗な堂々とした健康さを感じさせる子が、今とても少ないと思います。

女性から 柔らかさや優しい温もりがどんどん失われている。
男性から 大らかさや度胸、器量がどんどん失われている。
大人も子供も、人間本来の自然な美質が、不健全なストレスのために曇っているのです。

🔹AI礼賛者がいう理想の社会とは

いまAI技術が人間の脳を変えるなどという宣伝が世界にばらまかれています。

「人々の生活は完全にデータ管理化され、買い物も医療も最高に便利になるだろう
(ただし、そのビッグデータを支配するのは我々一握りの大資本家たちだけどね)」

後半部分( )は、決して表に出てこないのです。
そして世界は今、そのビッグデータの覇権争奪戦の真っ最中だといいます。

でも私は AI化なんてそのうち飽きられると思っています。
人はそんなもので生きているのではないからです。今も、昔も、これからも。
現に今、人間のひとりである私がそう確信している、この事実は動かせません。
そして同じように馬鹿らしく感じている人は、世界中にたくさんいるのですから。

いくら宣伝が巧みでも、皆が本気で拒絶し始めるのはもうすぐだろうと思います。
グローバルユダヤの宣伝係の ジャックアタリさん、ノア・ハラリさん・・↓

彼らはAI技術が人間を変えるというが…

🔹平成を教訓にして 令和の実践を

人生を 金と物で測っていたら、決して幸せにはなれません。

いつも何か足りなくて、死ぬまで不満を抱えた人生になると思います。
そんな大人たちの姿を見て育つ子供たちは、本当にかわいそうです。
人生の行く先に希望がもてるはずがないからです。

絶望した目で街を徘徊し、人を傷つけ無軌道な行為に走る若者たち
ひとり寂しく自死する子供たち
こういう悲しい姿は、いまの大人たちの過った考え方の写し絵だと思います。

いま、新しい令和の御代になりました。

この75年間、とりわけ平成時代は、グローバリスト勢力による「大洗脳」の時代でした。
そして、それは日本だけではなく全世界的にそうだったのです。

しかし彼らの「国家否定・個人主義」の洗脳はすでに見破られました。
人は個人としてだけではなく、家族や国家とともに公に生きる存在だということを
皆が思い出してきたのです。

ものごとを本来あるべき姿に正すように、私たちは己の生き方を正しませう。
大量消費社会?合理主義?人権?平等?くだらない…空虚な言葉に騙されていてはいけない。
真剣に生きるために、真剣に現実をみて、動き出すべき時がきているのです。

🔹脱グローバリズム!・・人間の心を取り戻そう

グローバリズムは、ユダヤ財閥などが世界を独占するための大戦略でした。

ユダヤ人は特殊な歴史をもつ民族です。国家をもたない彼らはつねに迫害を受けてきました。
数千年にわたる流浪の苦しみの中で、彼らは生きるために人間の心理を熟知しています。

彼らは人々の欲望や怠惰な心を利用して、メディアの宣伝力で大衆の価値観を操作します。
物やサービスを金で買う、金に依存した生き方を「人類の進歩」だと世界に宣伝するのです。
それこそは彼らが一人勝ちする「持つ者>持たざる者」の世界への道なのです。

しかし私たち日本人は違います。
怠惰や欲望以上に、働くことに喜びを感じる長い歴史をもつ民族です。
だからお金がなくても十分に幸せに生きていたのです。
それも一万年以上前の縄文時代から、明治のついこの間まで!

かつて明治の日本を初めて見た西洋人は異口同音に言ったものです。
「日本人は貧しい、だが高貴だ
「日本の子供は、世界一幸せな子供達だ」
「この美しい国が西洋のように野蛮な国になってしまうのが残念でたまらない」

私たちの先達は、協力して穏やかで愛情のあふれる社会をつくっていたのです。
今こそ、その精神に立ち返って、祖先に倣えばいいはずです。
本当の日本人に戻って、令和の時代を明るく生き抜きましょう。
そして子供たちが尊敬できる、高貴な大人のこころを見せようではありませんか!

憲法記念日に思う(保守派への大疑問)

◆5月3日を祝日としていいのか?

5月3日はいわゆる「憲法」記念日。休みでもこの日だけは素直に喜べません。

なし崩し的に、とうとう71年目を迎えてしまったGHQ製の「日本国憲法」!
この占領基本法の施行日である1947年の5月3日を記念する日なのですから・・

正直言えば、私たちは「憲法」を守ってきたという自覚はなく、無視してきた、つまり無関心だったというのが実態ではないでしょうか。

しかし無関心でも法治国家体制である以上、すべての法律がこの「憲法」に土台をおいています。
我々が無視(放置)しても、我々自身の生活が根本から影響を受けてきたことも事実なのです。

つまり「無関心」ではいられるが、「無関係」ではいられないということです。

「日本国憲法」が「敵国が占領中に作ったもの」だということは、今や多くの知るところでありますが、その内容と目的が「日本人を愚民化して支配する」ことにあり、そのための条文が多く盛られていることを、どれだけの方がご存知でしょうか。

あの戦争のあと「連合国や占領軍は、悪い軍国日本を(民主主義の)よい国にしようとしたのだ」と誰かが言い出しました。
こんな一方的で独善的な宣伝を信じるものは、当時の日本人には誰もいませんでした。
しかし占領が続き、その後も平和が続くと、みんな日常に溶け込んで戦争のことを忘れて「これでいいのだ」となってしまったのです。
ついこの前の戦いに散った同胞の思いをあっけなく忘れて、敵の言い分を受け入れてしまったのです。
みんなで一斉に、無数の日本の祖先を裏切って、只今の権勢を誇る連合国に寝返ったのです。

◆ 「日本国憲法」の罪状

私は、戦前の日本はまともな国家だったと思います。国際政治面の未熟さは否めませんが、少なくとも国民の常識と倫理は極めて強く健全でした。

今の日本は頭のおかしい国家になったと思います。国際政治はますます盲になり、さらに私たち国民が公への責任感も見識も失い、ただひたすら、個人的なモノとカネに夢中という有様です。

この状態をいまだに「良い世の中だ」と擁護し続ける人々は、心と目の病気だと思います。
私たちの現実認識を歪め、日本を内外からボロボロにしてきた元凶が「日本国憲法」なのです。

では私なりに「日本国憲法」が日本人をダメにした点を思いつくままに列挙してみましょう。
少々表現が過激になる点は、危機意識と公憤の強さの表れと思し召して、ご容赦ください。

「平和を希求する国際社会」(前文)
非現実的な嘘八百。外国に対する正当な警戒心すら持てなくなって、わが国は外国勢力に蚕食され続けてきました。しかも現政権は外国人移民をどんどん入れようとしています。亡国の危機です!

「戦争放棄、戦力不保持」(9条)
言わずと知れた、日米安保条約とセットで「アメリカに日本国民の命を丸投げ」する条文です。
すべての日本人を無能力者扱いする、許し難く恥ずかしい条文です。無責任にもほどがあります!

「政教分離」(20条)
日本人の伝統に基づく公的な価値観(皇室信仰)を否定しました。共同体の心軸を失って人心は萎縮し倫理は乱れ、国民生活全体が漂流し衰弱しています。宗教否定は共産革命の常套手段です。

「婚姻は両性の同意のみに基づき成立する」(24条)
個人と家族共同体の関係性を無視して安易で無責任な結婚を奨励することになり、離婚も急増。
家庭崩壊、躾の消滅、子育ての無知と困難は少子化につながり、社会の基盤が揺らいでいます。

「最低限の生活を営む権利を有する」(25条)
個人の権利意識を鼓吹して自立精神を希薄にし、社会に甘える怠惰な風潮を増大させました。(現今の生活保護制度の悪用の実態を見よ!)これも国家を破壊する共産主義思想です。

「労働者の権利」を強調する条文
家族的な信頼関係に基づく日本の伝統的な会社組織に、本来なかった労使の対立を持ち込んだ。
ストライキや裁判沙汰が増大、働くことの意義が誤解されてきました。(労働は苦役・罰であるというユダヤ基督教的な労働観の影響)今、勤勉で真面目な日本人の美点が損なわれつつあります。

「憲法改正への理不尽に高いハードル」(96条)
事実上、改憲を不可能にする内容です。未来永劫、日本人を自立させないための束縛条項です。

この他にもたくさん、日本人を日本人でないものに作り変えるための数々の工作が盛り込まれています。
読めばわかります。「日本国憲法」は「日本ハ外国ノ植民地デス」という宣言文書なのだということが。
「憲法を変えると戦争になる」と叫ぶ人たちの短絡的な無思考ぶりは理解に苦しみますが、彼らは要するに戦後の占領体制下に順応して甘い汁を吸ってきた連中と、そのシンパということでしょう。自己保身のために、真実を捨て去り、考えることをやめた人たちなのです。

私は、良識ある日本人ならば「5月3日」に国旗を掲揚してはならないと強く思います。

◆本日の見聞録:「日本会議」が陥った倒錯

今日は日本会議富士支部主催の「憲法講演会」に参加してきました。来場者は300人くらいかなと思います。

有名なジャーナリストの櫻井よしこ氏や、安倍晋三総理のビデオメッセージが流されたあとで、
メインの講師には衆議院議員の杉田水脈さんが登壇、憲法改正を中心に女性の目線での講演をされました。
関係者の方々のお骨折りには頭の下がる想いです。

私は10年来の日本会議の会員です。壊れていく日本を少しでも立て直したいという思いを抱いて、
志を共にする仲間を求めて、この組織に入会しています。しかし・・

私は、日本会議は昨年の春頃から何だかおかしくなったと感じているのです。
それは彼らが支持する「憲法改正」について、その内容の激しい変化ぶりに現れています。

最初は自主憲法制定が目標だったのに、やがて「憲法96条(改正要件)の改正」、そして「9条に絞った改憲」そして「9条に3項を加える改憲」という形で、どんどん後退していき、
ついには自衛隊を現状のまま憲法に書き込め!、という内容に変わってしまったのです。

ちなみにこの「3項加憲論」は安倍内閣の主張であり(現在3項ではなく2項ノ2と言っているようですが)、日本会議はこれを全面的に支持している様です。

◆「憲法9条1、2項を残したまま第3項を加える」?

第9条の第2項は「(略)陸海空の戦力はこれを保持しない、国の交戦権はこれを認めない」ですが、自民党案ではこの条項をそのまま残すのだそうです。

そのうえで第3項に自衛隊を明記するというのですが、どうですか?こんな欺瞞がありますか?
誰がみても、2項の戦力不保持と3項は完全に矛盾しますね。自衛隊は戦力ではないとでもいうのでしょうか?また余計な紛糾が起きることは火を見るより明らかです。

私のみならず、相当多くの方がこの案に強い違和感を覚えると思います。
また同時に、この案を強引に推し進める自民党、そして支持する日本会議の姿勢にも「疑義」を抱くようになるのではないか。

一番おかしい点は、自衛隊をそのまま憲法に書き込んでも、何ら現状の問題解決にはならないことを完全に無視していることです。
今の自衛隊は、警察権しか持たないので、危険に際しても自分から武力攻撃はできないのです。
実際ソマリアやイラクでは「憲法」の制約で武器が使用できず、自衛官は命の危険にさらされていたのです。
国際法で認められた軍隊であれば、そんな問題は皆無なのですが、日本だけが世界の常識に外れています。

国軍ではなく「自衛隊」を3項に書き込もうとする真意は何なのでしょうか。実に奇怪です。
2項を削ることに公明党が反対するからだとも聞きましたが、この大事をそんなことで決めてよいのでしょうか。

◆戦わずして後退を続けて、結局はアリバイ作りに終わるのか

ヴィデオの中で櫻井よしこ氏は優しく、噛んで含めるように視聴者に訴えます。

「今は戦後初めての改憲のチャンスなんです。国際社会は大きく変化しています。もう時間がありません。」
「改憲しないことで喜ぶのは中国やロシアです。この際、2項は残しても仕方ない。今は1ミリでも2ミリでも、とにかく動かすことが大事なんです」
「あとは、次世代、そのまた次世代に頑張って働いてもらいましょう」

私はこれを聞いて「何という不見識、なんという無責任!」と呟きました。

櫻井よしこ氏は、尚も優しく、噛んで含めるように語りかけます。
「1ミリでも改憲することで、『憲法は変えていいんだ』ということを国民に知らせることが大事なんです」と。(櫻井さん、国民は幼稚園児ですか?)

つまり「内容は不問だ、何よりも「変えた」という実績が大事だ」というわけですから、語るに落ちたという感じすらしました。
そんないい加減な改憲はするべきではない。国民を舐めているのだろうかと。

この案では自衛隊は半永久的に「戦えない戦力」として正式に憲法に刻まれてしまいます。しかも今度はわれわれ日本人自身の手で!
そんな取り返しのつかないことをして、あとは次世代に働いてもらいましょうだなんて、よく言えるなあと心底呆れました。
ところで、こんな無意味な改憲をして喜ぶのは誰でしょう?もちろん中国ですね!

◆「自称保守」たちの国民不信が暴走を始めている?

衆議院議員の杉田水脈さんまで壇上で叫びました。
「今が最後のチャンスなんです、これを逃したら今後また70年間、改憲はできません!」
だから9条2項がそのままでも仕方ない、悔しいけど仕方ない、3項に自衛隊を書きましょう!というのです。

本当に悔しいなら、議員辞職をかけて訴えるべき大問題だと思いますが・・
それに「今できなければ今後70年ダメ」という根拠は何なのでしょうか?

「決めるのは私たち国民です、みんな賢くなりましょう!」(櫻井よしこ氏)
ああ、賢い国民なら、この「加憲」論こそダメだ!と考えるだろうと思いました。

私の直感はこう叫んでいます。
「本筋を大幅に捻じ曲げて、国民を騙すようなことをして、なぜそこまで改憲の「実績」が欲しいのか?・・誰かに命令されているのか?(またウォール街の銀行家たちか?)目を覚ませ、国民に率直に言うべきときだ、安倍首相と同志の方々よ」と。

明らかに日本会議の面々や自民党議員たちは、国民を信用していないのだなと感じました。
というのも、杉田水脈さんがはっきりとこう仰ったからです。

2項を残す理由は、国民投票で否決されるのが目に見えているからです

つまり今の国民はみんな左翼メディアに洗脳されているから、憲法を改正すると戦争になって子供達が死ぬと思っている。だから国民投票で絶対に負けるだろう、というのですね。
でもこれは「国民の意識を変える」という意思を初めから欠き、現状に完全屈服した劣位戦思考そのものでしょう。
(ちなみに「改憲=戦争」という短絡思考ならば、2項を残そうが削ろうが同じではないか?)

◆焦って崖下に落ちるなかれ、今は状況を見定めよ

櫻井さんの仰る通り、国際情勢は大きく変わってきています。
しかしそれは、彼女の言うような危機ではなく、むしろ日本にとって好条件になってきているのです。
元ウクライナ兼モルドバ大使の馬渕睦夫氏の見方が、私には腑に落ちます。

「グローバリズム推進の既存勢力は退潮しつつあり、今後は国家中心のナショナリズム時代がくる。今はその過渡期である。
米国のトランプ大統領の登場はその象徴だ。彼は日本は日本ファーストでやれと言っている。
これまで日本を抑圧してきた「戦後体制派」は退潮していき、今後は各国が自立する時代がくる」

つまり今後は今までとまったく違う世界になっていく、という馬渕先生の見方に私は強く同感します。
トランプ登場がなぜ世界を激震させたのか、それを考えることで、いま世界が大きな転換点にあることがわかるはずです。
英国はやがてEUを離脱します。ドイツもフランスも、イタリアもオーストリアも愛国的な政党が躍進しつつあります。
軍産複合体の「打ち出の小槌」だった南北朝鮮の対立構造も終わりです。世界をテロ戦争の恐怖で縛ってきたグローバリズム(金融資本支配)は、ついに終わるのです。
そして日本人は今度こそ、堂々と日本のために考え、ものを言えるようになります。
自らを卑下し、縛りつけてきた腐った敗戦国根性とは永遠にサヨナラです。

この視点は、従来流布されてきた世界観を見直し、ユダヤ人と国際金融資本に関わる歴史の実像を学びなおすことで得られます。
私にそれを教えてくれたのが、先述の馬渕睦夫元外交官の高いご見識との出会いでした。

残念ですが保守派国会議員の先生方はトランプ以前の世界の枠組みに囚われており、
世界で今まさに起きている大変動の本質を見ていない(見えない)のだと思われます。
従来の視点論点を一歩も出ずに、国民が世代交代に伴って覚醒に向かっている現実にも気付かず、
ただ「今しかない、時間がない」と今までの調子で焦っている。
自分たちが憲法を変える、そのことが第一目的になってしまったように見受けられるのです。

世界は大きく変わります。それは国際金融資本の支配力がトランプによって縮小したからです。
その結果、中共も北朝鮮も後ろ盾の力を失い、日本を取り巻く安全保障情勢が変わります。
現に今年、北朝鮮は一気に非核化へ動き出しました。中国は米国に貿易交渉で膝を屈しています。

こうした中、拙速に中身のない改憲を無理に行って次世代に重大な迷惑をかけることも敢えてするなら、もはや実績どころか恥の上塗りでしかありません。本当にそれでいいのですかと聞きたい。

今は腰を据えて、世界のこれまでと今後を腑に落とした上で、日本にとって最善の道を慎重に選ぶ姿勢が必要なのではないでしょうか。
これは私たち日本人の、生き方の根幹となるべき憲法をどうするかという話なんですから。

最後に一番言いたいことを述べます。改憲を叫ぶ前にするべき一番大事なこと。

安易に「国民はメディアに洗脳されて無知だから・・」という前に、安倍総理、自民党議員よ。
あなた方は一体、一度でも正面から日本の現状を国民に説明して、真剣に訴えたことがあるのか?と。
いつだってマスコミを恐れて腰の引けたことしか言わず、口裏を合わせて先送りばかりしてきたではないか、と。

首相が言えないなら、保守の議員先生方は国民の洗脳を解くために、議員バッヂを賭して占領憲法に関する真実を熱く語り、お茶の間に直接知らせてほしい。
選挙で選ばれた者として、卑劣で姑息なマスコミと堂々と戦う勇気と尊厳を見せてくれ、と切に願います。

そして櫻井さん、我々国民は真実を知ればちゃんと考えられるのですよ、と申し上げておきます。

(終)

トランプ大統領こそ日本の国益

戦後の日本のシステムを根底から見直すチャンスが来るのだろうか。

何十年もの間アメリカの理不尽な圧力と脅しに我ら国民の生活はどれほど不自然に歪められてきたことか。憲法の押し付けに始まり数々の法律を変えられ、企業の経営方法も労働観も変えられ、為替も強引に操作され、国語破壊、英語の押し付け、あらゆる文化基準を変えられ、今またTPPという勝手極まりない貿易条約を押し付けられそうになっている。

いや我が国だけではなく世界中の国民が「グローバリズム」というアメリカの原理の押し付けに苦しんできた。そんな中で祖国を金で売る連中だけが利益を享受する構造、素朴で誠実な一般国民はひたすら搾取される不幸な構造が世界中に蔓延してきた。

グローバリズムの侵略に対抗する戦いはイスラムや欧州だけの話ではない。日本が苦しんでいる経済の長期凋落や社会規範の溶解、絶望的閉塞感は、いま世界で起きている現実の戦いと常に密接に関連している現象だと考える。
国民生活より己の利益を優先して憚らない対米追従のTPP推進派の経団連や政治家たち。
彼らを見ているとグローバリストとは罪悪感なき売国奴だと改めて思う。

グローバリズム否定派のトランプ氏が大統領になるかもしれない。
世界の潮流はその方向にあるし、何よりアメリカ国民がそれを望んでいる。
グローバリズムは反省され、見直されようとしているのが世界の現実だ。

だが周回遅れの日本の要人たちの頭には理解も反省もない。
米国を相手にいかにこれまで通りに金儲けを続けるかが関心事であり続ける。
敗戦後の日本はそういう人間だけが出世するように作られている。

国益という言葉を未だにNHKが使わないのは、GHQの命令を忠実に守っているからだ。
70年前から日本は三流国家に落ちてゆくようにプログラムされていたわけである。
トランプ旋風の意義を全く報道できないメディアの低質さがその大成果だ。

ヒラリーは既存のユダヤ金融グローバリスト勢力に守られている。
トランプはそれを打ち破りたい米国の一般国民に支持されている。
「グローバリストの代表」VS「米一般国民の代表」
アメリカという国が今後続いていくかどうか、歴史的正念場であろう。
米国が正常化の道に踏み出すときが、わが日本も占領の首輪を外すときだ。

熱い夏の始まりに

気づけば七月中旬。いつもながら季節の移ろいの速さに驚かされます。
山は濃い緑に覆われ、小鳥たちや蝉の声で満ちています。
札幌は晴れた日は25℃を上回り暑い夏がやってきました。
この3ヶ月ほどの間におきたこと、考えたことなどを思いつくままに書いてみます。

初夏の森で

初夏の森で

■ 神社検定

先日「神社検定」1級の受験を終えました。会場は北海道神宮。試験前に祈願をして臨みました。
出来はまずまずの感触で、来月の合格発表を楽しみにしています。

この検定は神社の名前を覚える試験ではありません。日本人の宗教・神道について学ぶのです。
戦後の学校教育では決して触れることのない、わが国の神話や古典、和歌と伝統、神道の歴史と仏教や儒教との関係、国体観念の思想史等について、多くの重要かつ基礎的な学びを得ることができました。
これを土台にして更なる勉強を続け、真の日本人としての己を深めていこうと思います。

利尻富士の夕景

利尻富士の夕景

■日本の国柄は死んでいない

ここ数年、大水や地震、噴火などの自然災害が痛ましい犠牲を多く出しています。
天災に際して、多くの人々が私欲を捨てて他者のために行動する姿に心を揺さぶられます。
これが日本の国柄であり民族の心というものなのだと教えられるのです。
誰もが自分中心で損得勘定で生きているような現代でも、実は日本の心は生きているのだと。
太古の祖先から伝わる自然な国民性が連綿と続いている。それは何と貴重で幸せなことでしょう。

ものごとの基本的な価値観を皆が共有していることが安心と信頼のある生活の根本だと思います。
世界の人々が驚きと感動で語る日本人の価値観と良識は、長い長い豊穣な歴史の賜物なのです。

ショウジョウバカマ

ショウジョウバカマ

■ 戦後70年は永い歴史でみればほんの一瞬の病

70年前の大東亜戦争敗北で日本はいま一時的に、全てがおかしくなっています。
強者のご機嫌をとるイイ子を演じて「平和的だ」と勘違いしたり、弱い者にすり寄って自己を美化しようとする偽善があらゆる場面で臭気を放っています。
巨大メディアは「差別を許さない」と言って彼らの好まない批判を封じ込めます。
この言葉狩りこそが、人々の思考を抑圧し萎縮させて、社会を歪めている本質なのです。

テレビや新聞報道は、戦前日本に対する徹底した負の印象をお茶の間に流すことで、長い時をかけて人々を洗脳してきました。国家や公について公平で均衡のある思考をさせないようにしてきたのです。
いま安保法制を戦争法と呼んだり平和憲法を守れと叫ぶ人々の現実離れした主張はその成果です。

戦後70年への後世の評価は「敗戦と占領が言論の萎縮と平和妄想を強いた現実逃避の時代」となるのでしょうか。

松山湿原(道北/美深町)

松山湿原(道北/美深町)

■ 変わりゆく世界構造、グローバリストとの激しい戦い

時の流れは絶えることなく、すでに世界は「第二次世界大戦クラス」の変動の渦中にあります。

2008年リーマン危機以来衰えの目立つアメリカは、大統領選挙を期に国内の大変化が起きています。国富の99%を握ってきた金融資本家たちに対する、ふつうの米国民の怒りが爆発したのがいわゆるトランプ旋風です。
「アメリカをアメリカ人の手に取り戻せ!」という彼らの叫びは、ウォール街が画策する戦争商売に利用されてきた米国民の内心の怒りが背景にあるので、今回トランプ氏が敗北しても、その動きは収まることはないでしょう。軍事産業で世界を動かす巨大な利権体制が崩壊する第一歩かもしれません。

ヨーロッパに目を転じれば、欧州連合(EU)も衰退の兆しが顕著です。
EU統合とは金融資本家たちの企てたECに始まる欧州支配戦略の最終進化の形態です。
そしてユーロ通貨とは、彼らが欧州の市場を一手に支配するための道具なのです。
「欧州の平和的統合」という美しい理念の裏に隠されているのは、各国の主権を制限して将来は民族国家を解体し、彼ら金融資本家が個々の人民を支配し搾取するという青写真です。

そのための手段が、EU域内における人の移動の自由化、つまり移民の推進でした。
果してドイツは安価な移民労働力を利用した輸出で巨利を得てEU盟主の座につきましたが、
その引換えに国内治安は悪化し、今やゲルマン民族の国家ドイツは消滅の危機に瀕しています。

グローバリズムとは、国民国家を解体し、個人を金銭で支配搾取する「金融奴隷体制」です。
イギリスはその危険に気づいた国民がEU離脱の決断を示しました。英国人の気概に拍手です!

金融資本家たちの壮大な戦略は、中東シリアにIS(イスラム国)の紛争を作り出しました。
そこで生まれる大量の難民をEU域内に流入させ、EU加盟国を混乱させて弱体化させるのです。
「地中海で溺れかけた難民の子供」の嘘写真に同情した世論がドイツ首相に「難民の無制限受入」を約束させました。なんとも恐ろしい情報工作ではないでしょうか。

いま欧州各国は存亡をかけてグローバリストの戦略に抵抗しています。右派政党が勢力を伸ばし移民拒否の動きを強めています。欧州がテロ頻発地域になっているのはこの混乱のためなのです。
しかし日本のメディアは、この恐るべき事態と構造について一切報じません。
ただひたすら「危険なナショナリズム」をなじり、既存の金融システム擁護を叫ぶだけなのです。

カイツブリ悠々

カイツブリ悠々

■ カゴの中の鳥・日本

世界の大混乱の中で、わが国のメディアや学識者はいったい何を見ているのでしょう。
あいかわらず「株安・円高・企業への影響は」といった目先の経済予測のみに終始しています。
彼らには実際、文明や歴史に根ざした深い情勢の理解も事態への危機感も感じられません。
アメリカや欧州で民族運動が起きていることの本質に、彼らは関心すら持たないように見えます。

有為な若者たちが知性の欠如したテレビをほとんど見ていないのは、当然でしょう。
今回の選挙権年齢の18歳への引き下げは適時の策と思います。
我々には、平和ボケの妄想に囚われた空論に費やす時間はもうないのですから。

凛とした眼差し

凛とした眼差し

■ 静かな参議院選挙と憲法改正

今月11日に投開票された参議院選挙ですが、予想通りの与党の順当勝ちでした。
自公を中心に改憲派が議席の三分の二を超えました。憲法改正発議の環境が整ったわけです。
しかし今回、安倍首相は憲法改正を争点にはしませんでした。

私もそれでよいと思います。先の安保法制議論において、大手メディアの悪質な誘導報道に踊らされた国民の多かったこと!”SEALDs”の若者たちだけでなく一般国民まで「徴兵制は嫌」などと言い、内閣支持率が少し下がりました。まったく信じがたいことです。
要は自分の頭で考えずテレビに騙されているわけですが、こんな状態で憲法改正など到底無理。
メディアの誘導でろくでもない憲法にされたら、それこそ国家100年の過ち、滅亡への道です。

慎重に改正条項「96条」の改正を目指していくのが現実的手続きなのだろうと思います。
そして同時並行で、今の憲法が不当にGHQに押付けられた事情を今こそ国民に周知するべきです。
とくに現憲法が本来無効である道理を、丁寧に堂々と議論する過程が最も大切だと思います。
それらが戦後ひた隠しにされてきた理由を知ることで、日本国民の覚醒が進むはずです。
本当の自主憲法制定は、そのあとでなければ意味がないと思います。

女神の滝(道北/美深町)

女神の滝(道北/美深町)

■ 「日本のこころを大切にする党」

残念なことに、今回の選挙では私の応援する「日本のこころを大切にする党」は全滅でした。
知名度も低いうえ、メディアは勝手に右翼政党と決めつけて無視していますから、国民の大半がテレビ漬けという状況では「日本のこころ」の躍進は望めないのが現実です。
思想や政策はとても具体的・現実的で、大変真面目に取り組んでいるのに、国民の側に受け入れる素地が育っていないのです。偉そうな言い方で恐縮ですが、そう言わざるをえないのが日本の深刻な現状であり、目を反らすことのできない事実なのです。

キビタキのさえずり

キビタキのさえずり

■ 舛添都知事の辞職と報道のタイミング

日本人の美意識に真っ向から刃向かった舛添要一氏が、都知事の辞職に追い込まれました。
一昨年2月の選挙で就任してから2年半弱というわけですが、その間の実績は思い出せません。
週刊誌は彼のセコさを存分に暴きたてて、日本中の反発と侮蔑を煽り立てました。
舛添氏の辞職それ自体は快事ですが、この時期に突然あの騒動が出来した理由のほうが気になります。参院選目前での安倍政権への揺さぶりだったのでしょうか。

週刊誌やマスコミがスキャンダルを騒ぎ立てるとき、そこには必ず裏事情があります。
甘利大臣が辞任に追い込まれた金銭授受の件もそうです。TPP交渉での奮闘を賞賛された彼を失脚させることで、日本の閣僚や国会議員を牽制したい米国の圧力が背後にあったのでしょう。
(清原の逮捕もなぜあのタイミングだったのでしょう。かなり前から分かっていたはずなのに)
とにかく日本のマスコミが外国に忠実だということは知っておくべき事実だと思います。

森の風に揺れて

森の風に揺れて

■ 終わりに

伊勢志摩サミットでの安倍首相の功績、オバマ米大統領の広島訪問も大きな意義のある出来事でした。北朝鮮のミサイルが失敗とはいえ能力向上を示している脅威も無視できないことです。
中国のAIIB難航、日露関係の進展が世界に貢献する意味、いろいろありすぎる今年です。
とても勉強が追いつかないので、せめて要点を外さないように時勢を見ていこうと思います。
枝葉末節に目を奪われて、日本売国メディアの誘導で大局を見失ってはならないと自戒しています。

静かな湖畔の朝

静かな湖畔の朝

年頭のご挨拶

皆様、明けましておめでとうございます。
平成二十八年、皇紀二千六百七十六年、キリスト暦でいうところの2016年となりました。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

謹賀新年2016-01

よい年になりますように!

**【内憂外患、避く能わざれば】

わが国の内憂外患は年々深刻さを加え来ております。にも関わらず、どこ吹く風といったように新聞やテレビメディアは世界の実態を伝えないので、わが国民に切迫した危機感が湧いて来ないという現実は相変わらずです。
しかし国全体のことを真剣に考える具体的な機会は、確実に増えてきている実感があります。

昨年はいわゆる戦後70年目でした。節目としては不自然な”70″年目におけるメディア各社の熱の入れ方には、日本を封じ込めておきたい外国勢力による「日本人の再洗脳」の意図を感じます。
戦後70年と銘打って放映された特番はやはり「愚かな日本軍国主義への批判」の焼き直しばかりだったわけです。
メディアが未だにそうしたGHQ製のお経を唱えている間に、国民は歴史の真実を知り始めている。その流れを米国はちゃんと知っており、それならば今度は日本を再軍備させて手先に使うべく、憲法改正の動きを後押し始めているようです。我々にとって憲法改正は絶対必要ですが、米国に利用される危険を避けるしたたかさが求められます。また膨張する中国の脅威に対し、わが国は核武装を含めた本気の議論が出来る国にならなければ危ういと思います。

昨年大騒ぎの末に成立した「平和安全法制」ですが、その中味は自衛隊が機能するために必要な最低レベルにも達しておらず、有事の際に国民を守れるとはいえない。今後の更なる法改正が必要な一里塚でしかない代物です。
しかしマジメな議論をする気もなく無責任な安倍叩きショーしか出来ない野党と低劣なメディアという日本の現状では、千里の道を這って妥協しながら進むしかなく、不穏な世界情勢を横目に実にもどかしい思いであります。

昨年は外国による日本攻撃も実に激しいものがあり、怒りと哀しみと溜め息を要する出来事が多くありました。
まず中国共産党の裏工作で「南京大虐殺」なる虚構がまんまとユネスコ世界記憶遺産に登録されてしまいました。
そして長崎県の通称「軍艦島」の文化遺産登録の試みは、強引に介入してきた韓国の工作で「朝鮮人強制労働」なる虚構をねじ込まれてしまいました。これは、政治利用されるユネスコの体質を甘く見た、明らかにわが国の外務省の大失態、油断と敗北です。

同様に「従軍慰安婦」なる悪質明白な虚構に対しわが外務省は一貫して「既に謝罪済み」と繰り返してきました。
事実関係の調査すらサボってきたツケはついに年末28日、岸田外相がわざわざ訪韓し「わが国の責任を痛感」し「10億円を贈る」汚辱外交に結実したのです。彼らはいったい何の責任を痛感したというのでしょうか。この売国行為を行なった外務官僚の心理に巣食う闇は、黙って見過ごせない大問題です。この報に接して暗澹たる思いで年の瀬を過ごされた国民は多かろうと思います。先祖に無実の罪(それも破廉恥なる性奴隷強制などという)をなすり付けて、わが外務省は何を得ようとしたのでしょうか。祖先を大切にする日本人にとってこの類いの行為は、たとえどんな理由をつけようと、絶対に許せないものです。ここに私は戦後70年の誤てる教育、日本人の心を内部から壊す作業の大成果を見せつけられた思いであります。

戦後日本政治はかようにわが国の先人の名誉を踏みつけて、外交の道具にする場当たり対応を続けてきたのであります。それもこれも旧敵国(国連、国際社会なるもの)に平身低頭してお詫びする態度を「善」と思い込む倒錯を今日まで重ねてきたということです。人として誠に許し難い、唾棄すべき恥ずかしい態度ではないでしょうか。このような卑屈な考え方で、これからの日本人はいったい世界の中で活躍などできるものでしょうか。今こそ国民一人一人が、この目に余る屈辱を怒りをもって見据え、声をあげ、心を寄せあって戦後の倒錯した心理を克服して行かねばならないと思います。

**【近況と今後について】

私自身は、もう一昨年になりますがほぼ一年前、衆議院選挙において「次世代の党」の看板を掲げて出馬、残念ながら落選致しました。己の力量も顧みず義勇奉公の熱意で身を投じた戦いを振り返ると胸が熱くなります。
支援を頂いた皆様の国を思う篤い心を感じて、絶望の中にも希望の光を見た気持ちがいたしました。
それを踏まえ春先にいろいろ考える機会もあり、政治の道は少なくとも今はわが天命ではないと悟りました。
そこで初心に還るべく、昨年はひたすら自然の中で野生動物や山岳の撮影に集中して参りました。

雌阿寒岳とタンチョウ

雌阿寒岳とタンチョウ

私の撮影活動はいつも「大自然に抱かれて生きる人間のあり方」をテーマにしてきました。そのために世界の真実の姿を知りたい、人間の本質と文明の本質について知りたい、という思いに突き動かされてきたのです。
そして私たち自身の存在が「日本」の民族文明そのものの体現であるという自覚に至り、日本の独自性を守ることが私たちの人生を幸せで豊かなものにすることだと目が開かれました。
世界の民族それぞれが、そうやって己の歴史文化を守り育み、次の世代へ繋いでいる。その営みの意義の壮大さに私は深く心を打たれます。

残念ながらわが国は今、多くの人々が個人的な好き嫌いや刹那的な損得勘定を主たる行動基準にしているように思います。日々起きる社会事件の異常さや、各界の責任ある指導者たちの萎縮と混迷ぶりを見るにつけ、大きな公的価値観の欠如を強く感じます。私たちの拠って立つべき日本の来歴への関心を失い、目の前の生活の利便性にのみ囚われている視野狭窄に原因があるのではないでしょうか。本来個人を支えるべきは大きな全体(祖先から繋がる長い時空)への所属意識であり、それは何気ない日常の中で見るもの触れるもの全てに宿っている長い時間と、先人の願いに思いを馳せるうちに自然に湧いてくる感謝。本質を見る広い視野はそこで磨かれてゆくと思います。

自然写真家は商業雑誌やテレビ画面に「絵」を有償提供する仕事人のことではなく、独自の活動を通じて得た独自の視点や観念を社会に発信し、ある「気付き」を人々の心に問うことが本当の使命だと思います。
私の私淑する野生動物写真家のK先生は、「金を稼ぐからプロ、ではないんだ」と言っておられました。私もその精神を常々自分なりに考え噛み締めてきました。食うための「撮り屋」にはなりたくないと思います。

また撮影で感じた大自然の息吹を己の感性と言葉で伝えるとき、その言葉は美しい国語でありたいと思います。
私たちの本来の自然観(=人生観)を心に呼び覚まし繊細な感覚を取り戻してゆくためには、外国語は妨げにしかなりますまい。古典を学び美しい和語を受け継ごう、先人の努力に自然な尊崇を持とうとする姿勢こそが、私たちに軸を与え、空疎なよどみを吹き払い、将来を永きにわたり明るくできる道と強く感じています。
目先の損得だけで現今の国際主義やグローバリズムの甘言に身を任せ、子供からの英語化を慫慂することは、日本の国柄を破壊して滅ぼすことであり、未来永劫取り返しのつかない愚行です。先祖にも子孫にも顔向けできません。

こうした価値観を持ち、私は今後も変わることなく、これまでの貴重な経験を糧としてさらに深く発展させていきたいと考えております。

当ブログも、ホームページも、今年を期にリニューアルしたいと考え、ただ今作業中です。
新年に間に合わず残念ですが、近いうちに完成させますので是非お越しください。

最後になりましたが、皆様の今年一年のますますのご健康とご活躍をお祈り申し上げます。

安田 聡

「戦後70年」私の総括と希望

■蒸し暑い北国の夏

お盆時期の北海道は毎年のように集中豪雨に見舞われる。今日も旭川で道路が川のようになっている様が報道されていた。
温かい南風が吹き込むとき上空に寒気が入ると竜巻や雷雨が起りやすい。いわゆる「大気が不安定な状態」だ。つい先日も札幌を含む石狩地方に竜巻注意報が出た。事なきを得て安堵したが、兎に角自然の威力はすさまじい。
山を裂き、海を褪(あ)せさせる力をこともなげに発揮する。

■メディア「夏の陣」の自爆ぶり

自然の猛威まではいかないがメディア報道の暴慢は目に余る。新聞の見出しはもちろん、昼間のラジオの局アナの台詞のひとつひとつ、毎時のNHKニュースは「反安倍、反原発、反安保法制」の色で染められている。
そして執拗な戦争関連の偏向した番組の連発。デモ隊が茶の間に土足で踏み込んでいるような不愉快さである。

安全保障法案の衆院可決川内(せんだい)原発の再稼動など、日本に必要なことが粛々と行なわれている。その動きに対して、国民を不安がらせるようなメディアの脅迫的報道が繰り返されている。
安倍はヒトラーだ独裁者だ、戦争法案が通れば徴兵制復活だ、原発は原爆と同じだなどと叫ぶ荒唐無稽なヒステリー集団のデモ光景をテレビは嬉々として映し出す。法案の意味も知らず空気に踊らされている哀れな姿である。
しかし彼らが熱狂的に騒げば騒ぐほど、その「イタさ」は鮮明になり国民の軽蔑を強めていくだけであろう。
70年の間、わが国を好き放題に弄んできたリベラル左翼思想の暴風も、ついに断末魔の様相を呈しているのか。

美瑛の夜明け

美瑛の夜明け

■「戦後70年」とはなんだったのか? <私の総括>

「昔の日本は愚かで野蛮な国でした。馬鹿な軍部が思い上がって侵略して世界に迷惑をかけました。でも戦争に負けたおかげで平和憲法ができて、恐ろしい軍隊がなくなって日本は平和な素晴らしい国になりました。」

「昔のことは外国に許して頂けるまで謝らなくてはなりませぬ。立派で偉い欧米や国連の言うことをよく聞いて、褒めて頂けるように振る舞うことが日本の生きるただ一つの道なのです」

これが戦後日本の基本姿勢であった。この萎びた負け犬根性とウソの歴史を日教組の教員やNHK・朝日新聞などのメディアが国民の脳に刷り込んできた。その成果が今の日本のていたらくである。
戦時慰安婦や南京陥落の実際について正しい史実を主張せず、悪意に満ちた虚偽の宣伝を野放しにしている。米国の軍事基地が国内にあっても平気顔で、しかも自らの軍備を持たないことを「誇りだ」などと詭弁を弄して、米国の植民地状態に甘んじている。北朝鮮拉致被害者を取り戻すこともできない。
自分たちが軍事力を持つと他国を侵略すると怯える異常な自己不信はいったい何なのか。

私にとってこの戦後70年とは、このように日本人を萎びた民族に作り替える自壊作業をひたすら繰り返してきた空しく哀しい歳月であると言わざるをえない。特に無垢な子供たちがうけた深刻な精神の傷は計り知れない。
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