トランプ大統領こそ日本の国益

戦後の日本のシステムを根底から見直すチャンスが来るのだろうか。

何十年もの間アメリカの理不尽な圧力と脅しに我ら国民の生活はどれほど不自然に歪められてきたことか。憲法の押し付けに始まり数々の法律を変えられ、企業の経営方法も労働観も変えられ、為替も強引に操作され、国語破壊、英語の押し付け、あらゆる文化基準を変えられ、今またTPPという勝手極まりない貿易条約を押し付けられそうになっている。

いや我が国だけではなく世界中の国民が「グローバリズム」というアメリカの原理の押し付けに苦しんできた。そんな中で祖国を金で売る連中だけが利益を享受する構造、素朴で誠実な一般国民はひたすら搾取される不幸な構造が世界中に蔓延してきた。

グローバリズムの侵略に対抗する戦いはイスラムや欧州だけの話ではない。日本が苦しんでいる経済の長期凋落や社会規範の溶解、絶望的閉塞感は、いま世界で起きている現実の戦いと常に密接に関連している現象だと考える。
国民生活より己の利益を優先して憚らない対米追従のTPP推進派の経団連や政治家たち。
彼らを見ているとグローバリストとは罪悪感なき売国奴だと改めて思う。

グローバリズム否定派のトランプ氏が大統領になるかもしれない。
世界の潮流はその方向にあるし、何よりアメリカ国民がそれを望んでいる。
グローバリズムは反省され、見直されようとしているのが世界の現実だ。

だが周回遅れの日本の要人たちの頭には理解も反省もない。
米国を相手にいかにこれまで通りに金儲けを続けるかが関心事であり続ける。
敗戦後の日本はそういう人間だけが出世するように作られている。

国益という言葉を未だにNHKが使わないのは、GHQの命令を忠実に守っているからだ。
70年前から日本は三流国家に落ちてゆくようにプログラムされていたわけである。
トランプ旋風の意義を全く報道できないメディアの低質さがその大成果だ。

ヒラリーは既存のユダヤ金融グローバリスト勢力に守られている。
トランプはそれを打ち破りたい米国の一般国民に支持されている。
「グローバリストの代表」VS「米一般国民の代表」
アメリカという国が今後続いていくかどうか、歴史的正念場であろう。
米国が正常化の道に踏み出すときが、わが日本も占領の首輪を外すときだ。

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