言論統制の時代

Iwanai-1

◎ 異様な結末へ

俳優の高岡蒼甫さんがツイッターでフジテレビの「韓流」への異常な傾斜ぶりを批判した。
それが「騒動」そして「謝罪」となり所属事務所から「契約解除」となった。
さらに今日の報道では妻の女優・宮崎あおいさんとの離婚も秒読みだとか。

『騒動は23日、「正直、お世話になった事も多々あるけど8は今マジで見ない。
韓国のTV局かと思う事もしばしば。うちら日本人は日本の伝統番組求めてますけど」
と韓国関連の番組、フジテレビの姿勢を批判したことから勃発。
その後も「1人の勇気は必ず大きな力になり必ず売国を食い止める事ができます」
など持論を展開した。』 (10/21 スポーツ報知より)


芸能界や高岡氏のことはあまりよく知らないが、一般常識で考えて
善良な一人の男性の人生を大きく傷つけるほど非難されるべき発言とも思えない。
下品な表現もないし、かなり気を遣っているこの青年の誠実さを感じる。
ツイッターの会話調(口語体)はあまり好きではないが悪意は感じられない。
これがなぜ「大騒動」になるような問題なのだろう。


フジテレビの番組枠に韓国モノが急激に多くなったのは客観的な事実だ。
そして「韓流」の過熱ぶりに違和感を持つ国民は決して少なくない。
高岡氏の感覚は健全で常識的だと私は思う。
むしろそんな素朴で率直な叫び(つぶやき)に過剰反応し、
ムキになって潰そうとする者たちの姿にこそ異様なものを感じる。
つまり「大騒動」にしたのはいったい誰かということだ。

◎ 外国勢力に支配されている日本のメディア

「フジテレビ」についてこんな話を聞いたことがある。
かつて堀江氏(通称ホリエモン)がフジテレビにTOB買収を仕掛けたことがあったがその時の取得株が後に大量に韓国筋に流れたらしい。

そのため今や同局の大株主の多くを韓国系の人たちが占めており
経営や報道姿勢もその影響下におかれているというのである。

実際、現在外国の影響下にある日本のメディアは多い。

その代表格はNHKで、中国共産党の意図を忠実に報道する姿勢が顕著だ。
『クローズアップ現代』ではあの天安門事件を「死者はゼロ」と報じたし
先年のNHKスペシャル「ジャパンデビュー」では台湾を意図的に反日に描いた。
日台の歴史のねつ造歪曲に対し台湾人を含む一万人の原告による巨大訴訟が
現在係争中である。渋谷放送センターには中国国営テレビの専用室もあるとか。
またNHK歴代会長は中国利権との深いつながりをもつ企業の出身が多い。

テレビ朝日は既知のとおり左翼思想を平然と口にする親北反日の放送局である。
そして今や比較的保守系であったフジまでが韓国筋に奪われた。

◎韓国や中国に媚びる病的な心理の根

これらは実に肌寒くなる状況だと言わねばなるまい。
在日韓国人は「日本が強制連行した弱い被害者」などではない。
韓国の国益のために組織的に動く一大政治勢力である。

戦前に自分の意志で日本に来た彼らは戦後もGHQに特権(賭博独占経営権など)を付与され税制優遇まで受けて日本社会に根を張ってきたのである。
私たちはウソの歴史を教わったので彼らの要求につい譲歩しがちだが本来まったくのお門違いである。

この心の病気が日本人全体を蝕んで韓国や中国に媚びる態度が後を絶たない。
野田首相の空虚な訪韓、それを持ち上げるマスコミの低質さ。
外国は日本人が覚醒することなく永久に自分たちに奉仕し続けるように
戦略的にマスメディアを取り込んで、国政から教育、お茶の間に至るまで
圧倒的な影響力で我々の思考を縛ろうとしている。それは間違いない。

◎日本人が日本を守れない異常さ

高岡蒼甫氏と関係者たちにのしかかり踏みつぶそうとする野蛮な力もそうだ。
彼は日本人としての素朴な違和感をつぶやいただけで韓流マスコミの逆鱗に触れて社会的に抹殺されかかっている。
日本人よりも韓国人を優遇し大切にするのが今の日本社会の空気だ。
こんな風にネットで細々とつぶやくしか彼の行為を擁護できない。

大げさでなく、私たちは情報戦争の最中にあるといってよい。
国民の油断と無関心で日本は連戦連敗、ボロボロにされるがままだ。
今こそ現実をしっかり勉強して目を開き、戦わなければならない。
武力を用いずに国家民族を滅ぼすのが情報戦争なのだ。


テレビの話に戻るが
日本人が日本人のために良い番組を作ろうと誠意を尽くした時代、
子どもから大人までが無邪気にテレビと向き合えた古き良き時代は
せいぜい昭和までで終わったと思う。

「テレビばかり見ているとバカになるよ」とは親が子によく言った台詞。

今はそんな生易しいものではない。
「テレビばかり見ていると日本がなくなるよ」である。

(写真:十勝岩内仙峡の秋)

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