■ 絶望的な戦い しかし「次世代の党」は死なず
「終わったなあ…」とひと息つきました。昨夜は開票速報をテレビで見ながら何度も眠りに落ちかけました。疲労感と脱力感が身を包んでいます。
終わってみれば一炊の夢。出馬を決心した11月23日が昨日のことのように思い出されます。
私自身も準備ゼロのいわば飛び入り参加で、また「次世代の党」の名前も国民にほとんど知られていない絶望的な状況で突入した選挙戦でした。
選挙結果は自民党の圧勝。民主党が微増(しかし海江田党首が落選)、共産党が倍増する奇妙な現象が起き、そしてわが次世代の党は19から2議席へと大激減の惨敗となりました。
この結果は仕方ないと思います。あまりにも急な解散総選挙で準備は全くできておらず、我々のような新しい政党にとってはどうしようもない条件でした。二年後の衆院選を睨んで国民への周知を図ってゆく計画が完全に崩れ、次世代の党は壊滅寸前まで追い込まれてしまいました。
次世代の党は国会で鋭い質問を連発して日本復活への実績を挙げてきました。これを恐れたアメリカが安倍政権に圧力をかけたかもしれません。つまり「次世代潰し」の狙いです。
我々「次世代の党」はこの消えゆく日本を救うために生れた希望の光です。私たちが諦めたらそこで日本は終わってしまう、絶対に諦めてはならないと改めて強く思います。
私の胸中には、69年前戦争に敗れて壊滅状態に陥ったわが国の歴史がオーバーラップするのです。あの破壊された国土の中で、祖国再建を諦めなかった私たちの先輩達の気持ちを思い勇気を奮い起こします。
- 平沼赳夫先生 中山恭子先生 為書き
- 公示日 党本部にて
- 石原慎太郎先生 為書