占領が終わって日本が独立を回復した61年前の本日、4月28日。
現在のわが国を正しく認識し、今後の展開の方向を予見する人たちには、
静かに催された今日の式典の意義が分かっているだろう。
この安倍内閣が今までの政府(自民、民主問わず)と違う、かなりまともな政府だと
やや新鮮な驚きとともに、多くの人は好ましく感じていることと思うけれど、
今回の「主権回復」を記念するということに対する理解は、残念だが十分とは思われない。
あの7年弱の占領期間においてわが国がどのような状態にあったのか。
国家が主権を失う、或は回復するということの意味を考えたことがあるだろうか。
これほど重要な出来事に無関心なままで、その子孫は安寧に繁栄できるものだろうか? 続きを読む