21日、春季例大祭を迎えた靖国の境内に、わが国の閣僚の参拝姿が見られた。
靖国神社のご祭神は、幕末明治以来、国のために戦い亡くなった方々である。
国のために殉じた方々に尊崇の念を示すのは、人として自然の感情だと思う。
靖国は軍国主義の象徴として忌避する声が一部にあるが
それは国史への誤解がもたらす、安易で浅はかな見方である。
たとえば「軍国主義」という言葉遣いひとつを見ても誤解されている。
軍国主義とは本来、軍の独裁的暴走や国民を犠牲にする狂気政治のことではなく、軍事力行使が重要な政策とされていた時代の政治体制の呼称に過ぎない。
戦前は、欧米列強はみんな軍国主義で、500年かけて世界を武力支配してきた。日本は自衛のために軍国体制を必要としたのであり、それ自体は当たり前のことだ。
オレは軍隊が嫌いだ、というセンチメンタルな個人感情とは区別されるべきことだが、戦後日本ではそれが深く混同されて、言葉がおかしくなっているのである。 続きを読む

