昭和16年12月8日、オアフ島真珠湾の戦闘で幕を開けた日米戦争は、
同胞300万の犠牲を礎にして、15世紀以来500年に及ぶ白人植民地支配を根底から覆した。
「ジャップノ卑怯ナ奇襲攻撃ダ!」「ダマシ討チダ」「リメンバー、パールハーバー!」・・・
日本を憎み戦争に追い込んだ米国の立場は、これからも12月8日をこう言い伝えるはず。
そしてわが国の言論、マスコミや教育界も相変わらずである。
「なんと無謀な戦争をしたのか!」「愚かな!軍部の暴走!」「世界を知らなかった、井の中の蛙だった」・・・
祖先が命をかけて国を守ろうとした一大決断を「愚かな過ち」と貶めるだけで、
それ以外の評価は無視する。これは、自ら視野狭窄に閉じこもっているのである。
だから今の日本人は、むしろ戦前よりも世界を知らないのではないか。
自国に無知なまま海外で仕事をしても、真に世界を知ったことにはならない。
むしろ無闇に外国を崇めて日本を蔑む、自虐的な劣等意識に陥りがちではないか。 続きを読む