自己施肥

Sounkyo-Obako013
北国の秋の彩りの中でもナナカマドとモミジの赤、
カツラとヤチダモの黄は群を抜いて美しい。

紅葉目当てに層雲峡大函に来たが
川岸にハンノキが多いせいか今ひとつ地味だ。

晩秋に濃緑から茶色に変わり
そっと冬支度をするこの木は見えない実力者で
根に住まわせた菌に空中の窒素から
肥料を作らせるのだ(自己施肥)

地味な実力者については人の世も同じで
静かで思慮深い人ほど皆を支える強さを持つ。

私たちも
能ある謙虚な鷹を尊敬する精神風土を取り戻さなくては・・・

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