自己施肥 コメントを残す 北国の秋の彩りの中でもナナカマドとモミジの赤、 カツラとヤチダモの黄は群を抜いて美しい。 紅葉目当てに層雲峡大函に来たが 川岸にハンノキが多いせいか今ひとつ地味だ。 晩秋に濃緑から茶色に変わり そっと冬支度をするこの木は見えない実力者で 根に住まわせた菌に空中の窒素から 肥料を作らせるのだ(自己施肥) 地味な実力者については人の世も同じで 静かで思慮深い人ほど皆を支える強さを持つ。 私たちも 能ある謙虚な鷹を尊敬する精神風土を取り戻さなくては・・・