もう黙って見ていられません

inori

本当は自然の記事を書きたいのですが
とても座して見ていられない状況になっています。

相変わらずどこをみても
お金の話「消費税」だけをテーマにして
7月11日(参院選投票日)が迫ってきています。

しかし何度でも指摘しますが
民主党の本質は
「自民党を倒す」だけが目的で集まった信念も価値観もバラバラの集団。
財源なき「子供手当」「高速道路無償化」というバラマキショーは
彼らに国政を担う能力も責任感もないことの証です。

しかしそれはほんの表面に過ぎず
もっとも恐ろしいのは、彼らのもつ共産主義的な価値観にあります。
それは「日本という国のかたち」自体を忌み嫌う考え方です。

その最もあからさまなものが千葉景子法相の唱える「夫婦別姓法案」です。
これはつまり日本社会から「戸籍」をなくすということであります。

個人はばらばらになり、「誰それさんの家」という概念そのものがなくなる。
もちろん子供はお父さんとお母さんの姓が違うことになるし
結婚も意味をもたなくなります。

夫婦別姓とはそういうデタラメな社会を現出させるものですが
この法案を、なんと千葉大臣は秋の臨時国会か来年の通常国会で
成立させるつもりでいます。ろくに議論もせずに!
頭がおかしいと思いませんか。

みなさま、どうかお目通し願います。6月30日産経新聞からの抜粋です。

千葉景子法相は29日の記者会見で、
選択的夫婦別姓を可能にする民法改正案と
人権侵害救済機関設置法案(旧人権擁護法案)が
民主党の参院選マニフェスト(政権公約)に記載されていないことについて
「マニフェストに載っていない、あるいはテーマになっていないことが
特段問題になることはない」と述べ、
参院選後も引き続き法案成立を目指す考えを示した。
(中略)
民主党が単独過半数になれば3法案を阻む要素はほとんどない。

こんなことを許していいのでしょうか。
ご先祖から受け継いできた家族のあり方が
一部の過激な社会主義者によって破壊されようとしている。
それも国民に気づかれないように「こっそりと」です。
マニフェストに載せないとは卑怯じゃありませんか。

私はここで、とても基本的な、しかし大切な認識を
改めて提示したいと思います。
マスコミは決して言わないのでつい忘れがちな点です。
それは・・

日本がここまで駄目になったのは「自民党政権が悪い」だけではなく
日本人全体がだらしない腑抜けになったからだということです。

特にきれいごとや偽善に弱く、問題が起きると責任逃れに走る卑小さ。
日本人(とりわけ男性)から勇気と気概、本当の誇りが消えたと思います。
そして自民党はそんな日本人の忠実なる代表だったのではないか。

では民主党ならそんな日本を「元気に」できるのか?
もちろんできません。

彼らこそ戦後日本人の卑小さ(悔しい)の結実した姿だと思います。
たとえば菅直人首相の言葉遣いや態度は
統治者としての自覚や政策を訴える意欲すら感じさせません。
(国会での居眠りや党首討論回避など、言語同断)
彼は日の丸と君が代が大嫌いで、天皇陛下への敬意も表さない。

さらに彼は以前、北朝鮮拉致実行犯の釈放嘆願書に署名しました。
拉致被害者のご家族の心中は察するに余りあります。

日本の国をまかせてはいけない人だということは明らかですが
テレビは言いませんね。こういう事実を。

みなさまに僭越ながらお願い申しあげます。
「反自民」や「新しい政治を」などというイメージやスローガンに流されず
公平で慎重な投票をしてください。
確かに、自民党には長年のイヤーな垢が一杯あります。
でもそれは、そういう政治家を育ててしまった私たち国民の責任です。
その隙を狙っただけの民主党政権は、国を壊す以外のことは何もできません。
(普天間を弄んだ無神経さや、口蹄疫対応の不手際は記憶に新しいですね)
これは決して「不慣れ」なのではなく、そもそも「資質がない」のです。

実は民主党の政策集を作っているのは、旧社会党の事務員です。
国なんかいらない、という考えの人たちが与党の政策を作っている。
(鳩山前首相は「日本列島は日本人だけのものじゃない」といいました)
いい加減そのものではありませんか。

テレビはそうした面をなぜか報道しません。
さらには故意に論点を「消費税」にしぼって
本丸の「夫婦別姓法案」「外国人参政権」「人権救済法案」など
危険な法案を私たちの目から隠そうとしているように見えます。

みなさま
どうかご自身の目で、インターネットなどで確かめてください。
そして国全体のことをまじめに深く考えている政治家を選んで下さい。

人気取りの甘い嘘ではなく
まっとうな国家観と先人への敬意をもっている人たちを探すこと、
それこそが、私たち国民の本当の義務だと思いませんか。

あと一週間弱、祈るしかありません。
同胞が今度こそ投げやりでなく賢い選択をすることを信じます。
私たちは自分の国を、自分で守らなければいけないのです。

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