私の「戦友」と春の別れ

■ 「10年間ご苦労様、ありがとう」

この3月末、愛車の赤いCR-Vを買い替えました。私が最後のオーナーになりました。
06年に釧路で買って以来、10年間私の足、そして宿として活躍してくれました。
生涯の走行距離は18万6,000キロ。広い北海道を共に走ってきた愛しき友です。
感謝と愛惜を込めてきれいに掃除。あまりマメに洗わなかった無精を詫びつつ
たくさんの懐かしい思い出と年月を振り返れば、胸に熱いものが込み上げます。

最後の朝は花を手向けて記念撮影。そして新しい車の待つ中古車ディーラーへ。
それは季節の移ろいゆく最中、冬の名残の雪が降りしきる日でした。

秋の日のCR-V(夕張岳山麓にて)

秋の日のCR-V(夕張岳山麓にて)

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次の車はやはりホンダの中古。そして前CR-Vの次モデルで銀色がなかなかキレイです。
ウチにやって来てすぐ、さっそく車内生活のためのリフォーム開始です。

後部シートを外して床や棚を作り、レザーを張ります。カーテンも付けます。
前の車から引き継いだものはサイズが違うため殆どゼロから作り直しです。
機材を積む方法や衣類、食糧など、頭をフル回転してイメージを作り図面化。
あとはホームセンターに通って資材調達と組み立て、木工細工。こういう仕事は好きです。

あと数日で第一次完成予定。季節はこちらに関係なくどんどん進みます。
貴重な春の動物や野鳥たちとの出会いをフイにしないよう頑張らなくてはなりません。

渡り鳥たちの朝(ウトナイ湖にて)

夜明け、10万羽のマガンたちが飛び立つ(ウトナイ湖にて)

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